このたびwordpressを使用した在宅ワークでマウスの左クリックをしすぎて、右の人差し指が腱鞘炎になってしまいました。
どうにかこの左クリックをショートカットなどを使って外付けテンキーなどの左手デバイスに割り当てられないか、左クリックの代用方法はないかを調べてみました。
結論から言うと、ショートカットはないようでキーボードや外付けテンキーに簡単に割り付けることはできなかったのですが、左クリックを代用する方法と左クリックの機能の一部をショートカットで代用する方法を見つけたので紹介します。
また、マウスの左クリックを割り付けできる左手デバイス(外付けテンキー等)も見つけましたので紹介します。
マウスの左クリックで行いたいこと
マウスの左クリックで行える機能はたくさんあると思いますが、私がやりたかったのは下記です。
①タブの×印を押してタブを消す
②更新をクリックして検索結果を更新(リロード)する ③リンクの入った文字列をクリックして開く (wordpressの投稿一覧の記事をクリックして開く) ④選択肢の中から選択する |
マウスの左クリックの代わりになる方法
左クリックにはさまざまな役割がありますが、①②についてはそれぞれショートカットがあったので、それを外付けテンキー(左手デバイス)のキーに割り当てをして行うことにしました。
それぞれ代用した方法について紹介します。
①タブの×印を押してタブを消す
こちらはショートコードがありました。
【ctrl+w】
です。
これを押すと、現在選択されているタブが消されます。
消すと次のタブに行くので、続けて押していけば×を左クリックした時と同じように、順番にタブを消していけます。
【ctrl+w】を毎回押すのは大変なので、私は割り付けできる外付けのテンキーに登録しました。
左手デバイスとも呼ばれるようです。
USBでパソコンにさすことで、テンキーとして使えます。
通常は数字やEnterなど普通のテンキーとして使う物なのですが、それぞれのキーに任意のショートカットや機能を割り当てられるものがあります。
私が使っているのはマイクロソフトのナンバーパット。
サンワサプライのNT-19UH2BKN2なども同じように数字キーに機能を割り付けられるようです。
ただ残念なことに、左クリックは割り当てられませんでした。
左クリックも割り付けできるテンキーもあったので後ろの方で紹介します。
②更新をクリックして検索結果を更新(リロード)する
キーボードの【F5】が更新(リロード)でした。
マイクロソフトのナンバーパットでも【更新】というのがあって選べるようになっていたので、そちらを割り当てて使用しています。
③④【マウスキー機能を有効化する】で代用する
③リンクの入った文字列をクリックして開く
④選択肢の中から選択する
こちらはショートカットを探しましたが見つかりませんでした。
windowsの機能で、キーボードのテンキー(1-9や+-などの部分)でマウスと同様の操作をできるようにする【マウスキー機能を有効化する】をオンにすると、テンキーの【5】が左クリックの役割になります。
ただし、この状態にするとテンキーを数字として使えないため、最終手段としました。
外付けのテンキーもキーボードについているテンキーと同時に変更されてしまいます。
本当は外付けテンキーだけマウスキー機能を有効にしたかったのですが、そのような選択肢はないようです。
※キーボードにもともとついた【5】は単体で反応するのですが、外付けテンキーの方は【ctrl+5】という感じに【ctrl】も一緒に押さないと反応せず、単体で押すとマウスキー機能がオフになってしまうようです。
こちらの方法を次の項で紹介します。
【マウスキー機能を有効化する】方法
こちらはwindowsの設定を変えることで、テンキーの部分でマウスと同様の操作を行えるようにする方法です。
①windowsの【設定】をクリック
設定は歯車のマークのところです。
②アクセシビリティ→マウスの順でクリック
③マウス キー機能を【オン】にする
マウスキー機能をオンにすることで、テンキーの【5】が左クリックの役割になります。
詳しいことは分かりませんが、【NumLockがオンのときに限り、マウスキー機能を使用する】をオフにしておけばNumLockを押すか押さないかでマウス機能のオンオフができ、オフの時にはテンキーを数字キーとして使うことができます。
(ここをオンにすると、テンキーを数字キーとして使うことができないと書かれているものがありました)
正式な切替方法としては書いてありませんが、うちの場合は、
NumLockを押すと【ピー】と音が鳴り【5】【外付けテンキーでは5+ctlr】が左クリックの役割になり、
その後、外付けテンキーのEnterや数字キーを押したタイミングで再度【ピー】と音が鳴ってマウスキー機能が勝手にオフになって通常の数字キーに戻っています(キーボードについているEnterやテンキーの操作では勝手には戻りません)。
フットスイッチを使う
USBでさして使うフットスイッチを使えば、左手クリックの代用をさせることができます。
ただ頻繁にクリックが必要な場合は足が結構疲れます。
以前コピーと貼り付けなどの機能を割り付けしたくてフットスイッチを使っていたことがありましたが今は使っていません。
今回あまりに指が痛いので引っ張り出して試しに使用してみたところ、きちんと左クリックの代用ができていました。
マウス機能を割り当てできる外付けテンキー
私の持っている外付けテンキーはマウスの左クリックを割り付けできませんでしたが、マウス機能を割り付けできる外付けテンキーもあるようです。
ショートカットを登録するわけではなく、もともとの選択肢の中に左クリックがあり、それを選択すればいいだけのようです。
これから購入予定がある方は、こういうのを購入するのもいいかとい思います。
イーサプライ プログラマブルテンキーEZ4-NT009 | サンワサプライ プログラマブルテンキーNT-26UBK | SPM-PCKB-9 |
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※購入する際は、念のため商品ページで確認してください。
※SPM-PCKB-9は商品説明には書いてありませんが、設定画面の画像にマウス機能とあるのでおそらく設定できるかと思います。
まとめ
私の場合は下記のようにすることで、だいぶ左人差し指の負担を減らすことに成功しました。
①タブの×印を押してタブを消す
→【ctrl+w】を外付けテンキーに割り付けして代用
②更新をクリックして検索結果を更新(リロード)する
→【更新】を外付けテンキーに割り付けして代用
③リンクの入った文字列をクリックして開く
→【マウスキー機能をオン】にして外付けテンキーの【5】を左クリックの代用
(キーボードのテンキーの【5】も同時に左クリック機能になる)
④選択肢の中から選択する
→こちらは通常通りマウスで左クリックする
【マウスキー機能をオン】にすれば常に【5】が左クリックの代用になり①②④も【5】をクリックすることで行えます。
ただ、そうするとテンキーで数字が使えず不便なため、リンクの入った文字列をたくさん開くという作業の時だけ【マウスキー機能をオン】にして左クリックの代用をしています。
NumLockを押すだけでオンになるので簡単です。
数字キーをあまり使わない方は、常に【マウスキー機能をオン】にしたままでもいいかも知れません。
また、足の動きに自信がある方や、頻繁にクリックしないのであれば、フットスイッチを使うのもありです。
私は足首が硬くて反らすのがけっこう大変なので、フットスイッチは緊急時のみ使う感じです。
マウスを割り付けできる外付けテンキーを購入すれば切替をする必要もないので、一番便利かも知れません。
次外付けテンキーを購入する時にはマウスも割り当てできるものにしようと思います。