ZAMSTのA1ショートとA2-DXとA1を使用した口コミ
バスケ部でたびたび捻挫をする中学生の息子にザムストの足首用サポーターを使用してみました。
最初にA1ショート、その次にA2-DXを購入しました。
その後しばらくしてA1を購入しました。
実際に部活で使用してみての感想と効果、3つの違いを紹介します。
ザムストの足首サポーターの種類
まずザムストの足首用サポーターの種類を簡単に紹介します。
ソフトタイプとハードタイプ、その中間のタイプがあります。
下に行くほど固定力が強くなります。
うちが購入したのは②④(あとから③)になります。
① | ソフト | FA-1 |
② | ミドル | A1ショート |
③ | ミドル | A1 |
④ | ハード | A2-DX |
A1ショート(ミドルサポート)
A1ショートは、ショートというだけあってA1やA2と比べると高さがなく、くるぶしの少し上あたりまでの高さです。
左右には樹脂でできたU字型の骨のような物が入っていますが、やわらかくしなるので足首の動きを強く固定することはありません。
後方で足首に合わせてキュッと締めたあと、外側を持ち上げるようにベルトを引っ張ってしめるため、足が内反する(足の裏が内側を向く)のを防ぎます。
たたむとぺったんこになり、邪魔になりません。
靴も普通に履けます。
公式サイトで出している装着方法の動画があります。
A1(ミドルサポート)
追記:
兄弟で使うことになり一時的にサポーターが足りなくなった時、A1も買ってみました。
A1ショートと素材感や作りはほぼ同じですが、少し長くなっています。
その分、後ろのベルトは上下二段階で留めるようになっています。
靴も普通に履けます。
A1ショートと大きく違うところは、足首辺りのベルト一本ではなくV字(足底と足首辺りから出ているくっついている)になっていて、
- 斜め上に引っ張ると:内反を抑える(A1ショートと同じ)
- 真横に引っ張ると:左右のぐらつきを抑える(内反も外反も)
内反だけでなく左右のぐらつきを抑えることもできるとのことです、A1ショートよりもかなりしっかり固定されるようです。
A2-DX(ハードサポート)
A1ショートとは違い、ふくらはぎの真ん中あたりまで高さがあります。
すねの左右に硬い素材があり、内反(足の裏が内側を向く)のも外反(足の裏が外を向く)も防ぎます。
捻ることはできませんが、つま先の上げ下げはできます。
くるぶしより上はごついですが、それより下は布なので、靴も履けます。
ただ、くるぶし辺りがきついので、紐靴は少し緩めないと横が入りません。
バッシュも履けています。
外側は足に沿って丸みがあるので、畳んでもぺったんこにはなりません。
実際に使った感想
A1ショート
3か月前に左足首をひどく捻挫してから、左足のみA1ショートを使うようになりました。
足首のひどい痛みは2、3日で落ち着いていましたが、運動をすると痛みが出るというのが続いたため、運動の時だけ使用していました。
A1ショートを付けていない時に比べるとかなり足首が安定します。
ですが、付けていても激しくバスケをすると痛みが出たり、時々軽い捻挫を起こしていました。
部活から帰ってくると足首を冷やしたり、湿布を貼ったりしていましたが、一日経てば治る程度の捻りでした。
サポーターをつけているおかげでひどい捻挫は起こしていないのだと思います。
けれども、捻挫癖は治らないようで、3か月経っても運動時に起きる痛みは改善しませんでした。
左足のみA1ショートを使用しつつバスケを続けていて3か月経った頃、右足も捻挫しました。
左足も痛めている上に右足も捻挫。
A2-DX
これはまずいと思い、左右共にしっかり固定できるA2-DXを使用することにしました。
A2-DXはA1ショートに比べるとかなり存在感があります。
A2-DXはA1ショートと比べても厚みがあって、畳んでも嵩張ります。
左がA2-DX、右がA1ショートです。
A1も長いだけでA1ショートと同じ感じの厚みです。
口コミを読むと付け方が難しいとか分からないなどと書かれていましたが、A1ショートで慣れていたのでA2も一度教えるとすぐに履き方を覚えました。
実際付けるとロボットのようでおおげさな感じがするため、目立ってしまって恥ずかしいからと子供は付けるのを嫌がっていました。
けれどもA2-DXを実際つけてバスケをすると、足首がとても安定して全く捻ることがなく、安心してプレーできてとてもよいそうです。
本人は付けるのも面倒だし目立つし最初は嫌がっていましたが、周りからは『カッコつけだ』と言われたとのことで、サポーターがカッコよく見えるようです。
ただ、まだ慣れていないためか、ジャンプがしにくいと言っています。
また、A2-DXは硬いため、くるぶしあたりの骨にあたって痛いと言っていました。
バッシュで押されることもあり、足の形に上手く合っていないと痛みが出てしまうようです。
ものすごい捻挫ならつけるかもしれませんが、それほどでもない時は付けたくないといって使わなくなりました。
A1ショート、A2-DX
大きさの違いはこのような感じです。
追記:
A1
あとから追加でA1を買いました。
厚みや素材感はA1ショートと変わらず、長さだけが長くなる感じなので、靴を履いた感じは同じです。
同じく長さのあるA2-DXは硬い部分が当たって痛いとのことで嫌がったのですが、A1は大丈夫でした。
A1はA1ショートに比べてだいぶがっちり固定されるとのこと。
内反だけ抑えるA1ショートと違い、A1はベルトの付け方で左右のぐらつきを抑えられるため、外反捻挫をした時も安定感がありよかったです。
うちはA2-DXは痛くて使えないため、強めの捻挫後はA1を使用し、落ち着いてきた時にはA1ショートを使うようにしました。
ザムストサポーターの選び方
- 予防として付ける場合や軽度の捻挫で運動時以外に使う場合→A1ショート
- ひどい捻挫をして捻挫癖がある場合や今後も激しいスポーツをする場合→A1
- A1では足首の不安定さが抑えきれない→ハードタイプのA2-DX
がよいかと思います。
個人的な感想としては、場所も取らず、当たって痛いということもなく使い勝手が一番いいのはA1だと思いました。
外反捻挫にも多少対応できるため、どれか一つ買うならA1が万能でおすすめです。
ちなみに、親の私は足首をおもいっきりひねり、捻挫を通り越して骨折をしたことがあるのですが、シーネ固定が外れたあとしばらくA1ショートを使っていました。激しい運動はしないこともあり、骨折後でもA1ショートで十分でした。
捻挫だと思っても骨折のこともあるので気を付けてください(第5中足骨骨折の体験談)。
A1ショート |
・捻挫後や捻挫癖がある場合の普段使い
・捻挫をしたことはないけれど捻挫予防 ・内反を抑える |
A1 |
・捻挫後や捻挫癖がある場合の運動時
・A1ショートでは捻挫を抑えきれないけど、ハードタイプは使いたくない場合。 ・内反を強く抑える |
A2-DX |
・捻挫後や捻挫癖がある場合の運動時
・絶対捻挫したくない場合 ・内反、外反を強く抑える ・足首の前方へのぐらつきをガード |
※上記で紹介したショップは12時までの注文は翌日配送です(一部地域を除く)
甲の周径が決まっているため、どれも腫れている時は足の甲の部分がきつく無理ですので、腫れがひいてから使用するようになります。
腫れている時、家ではFinoa テーピング サポーター バンテージタイプを使って、テーピング代わりに足首の固定を行っていました。
こちら包帯の代わりに簡易的にシーネの固定するのにも使えて便利です。