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バリウムの胃がん検診の感想|所要時間・下剤の効き始める時間は?

2015-09-29_11h20_12

町の胃がん検診に行ってきた。

バリュウムを飲んでレントゲンを撮るだけの検査。

その流れ、かかった時間、下剤の効果について体験談を紹介。

準備・食事制限(検査前日)

私の場合、町でする一斉検診で行った。
前もって申し込むと、時間がかかれた検診票が送られてくる。

8:30~11:30の間でさらに細かく分かれているが、全員午前中。

この場合の説明書には、

●検査前日:20時までに食事を終える(就寝3時間まで)。

●前夜は飲酒をしない。

●喉の渇きが強い場合は、検診3時間前までは、コップ1杯程度の水またはお湯なら飲んでもよい。

●薬を飲む場合は検診3時間前までなら少量の水で飲むことが可能だが、そのことを検診スタッフに伝える。

●タバコはニコチンで胃液が大量に出てきてバリウムが薄まってしまうために正確な診断ができがくなる。できる限り避ける。

服装

ボタン、フック、ホックのない薄い下着やTシャツ。

湿布・カイロは外す。

腹回りにボタンやファースナー等があるとレントゲンに写る場合があるのでゴムにするか、撮影時に少し下げる。

私はジーパンだったため、開けて少し下げて対応。
上もスポーツブラにTシャツでそのまま受けた。

病院などならおそらく検査着があると思う。

流れ・所要時間

私の場合は町の検診センターに決められた時間に行った。

①受け付け :検診票を渡して500円を支払って問診票をもらう。

②問診 :問診票を書いたら渡して簡単な問診。

③検診車へ

検診車の中に入って、着替えが必要な場合は着替える。

1)発泡剤(顆粒)とバリュウムを飲む

発泡剤を口に入れ、バリュウム少量(紙コップに1cmくらい)で流し込む。

口に貯めてしまうとガスが口の中でガスが発生して飲みこみにくくなるので、ビールをごくごく喉で楽しむように一気に流し込んだ方がよい。

2)バリウムを追加

さらに紙コップに4~5cmくらいの量のバリウムを飲む。
味は特に気にならず。
ただ、発泡剤でお腹が膨らむので苦しい感じに。
ここでゲップをしてしまうと、膨らまなくなってしまい飲み直しになるので、検査が終わるまでゲップは我慢する。

3)撮影

立ててある撮影台に立つ。
乗ると水平に倒れるので、あとは言われた通りに動くだけ。
まずは右回りに1回(~3回)回ってくださいと言われる。
バリウムを胃の中に広げるため。

その後は水平だった台がやや足が下がってみたり、頭が下がってみたり、左の腰を少し浮かせてくださいと言われてみたりして7~8回体位を変えて撮影。

撮影台の横には持ち手がついているので、頭が下がる時はそこを握る力で体がずれるのを抑える。
けっこう力がいる。けっこうな角度なので、離してしまうと頭側に落ちるので必死。

手に汗をかいていると滑るので拭いておいた方がいい。

「じゃあ頭下がりま~す。はい、次は・・・」

と流れ作業で早いので3~4分で終了。

終わると濡れティッシュを渡されるので口の周りを拭く。

けっこうバリウムがついていたりするので、鏡を見てしっかり確認して拭いた方がいい。

始めてやった職場での検診では濡れティッシュは渡されずティッシュでさっと拭いだけで出たら全く取れていなくて同僚に言われた・・・。

4)下剤を飲む

検診車を降りる時に下剤を渡されるので、水飲み場でそれを飲んで終了。

おおむね1カ月後に自宅に郵送されるとのこと(町の検診の場合)。

下剤・検査終了後の注意事項

今回もらった下剤は赤い粒2つ。
ソルダナ錠(センノシドA・B)とのこと。

コップ3杯以上の水で2錠とも飲む。
便秘気味の人はさらに2錠もらえるので、下剤を飲んでも出ない場合は5~6時間以上空けてから2回目を服用。

・帰宅後も、2~3日間はいつもより水分摂取を多くするよう心掛ける。

・なるべく早めに食事をとる(腸の動きが活発になり排せつされやすくなる)。

・便意を感じなくても定期的にトイレに行く。

・2~3日はバリウムの混じった白い便が排出される。

・通常の便になるまで水分を多めに摂取して、バリウムの排出を確認する。

・数日様子をみて、白い便が出ない場合や、嘔吐・腹痛・腹部膨満感(お腹の張り)などの症状が現れたらすみやかに医療機関を受診する。

・発疹などアレルギー症状があらわれた場合も受診する。

・アルコール類を摂取することにより便が固まる可能性があるので、バリウムが排出されるまではアルコール摂取は控える。

・食物繊維の多い食事はバリウムの排泄に効果的(海藻類、いも類、野菜類、果物類など)

下剤はどれくらいで効くか(私の場合)

下剤の効果がどれくらいでくるか、腹痛はあるかなど気になるところだと思うので参考までに私の場合を紹介。
私はもともと便通はいい方。

10:30 下剤服用

10:50 多めの食事と水分補給

12:25 軽い腹痛とごく少量の便

12:35 強い腹痛とバリウム交じりの下痢多め(10分トイレに閉じこもる)

13:50 腹痛はないがもよおすような違和感を感じたのでトイレへ。バリウム少量排出。白のみ。

14:00 もよおして完全な液体で排出

その後夜寝るまでお腹に違和感があってトイレに行ってみるも、特に出ず。

翌朝には違和感等はなく朝・夜と通常の排便に戻ったが、バリウムも交じっている。

さらにその翌日の朝までバリウムが混ざっていたが、昼には混ざらなくなった。

翌日旦那もバリウムを飲んで下剤も飲んだが、やはり2時間弱くらいで下剤 が効き出したという。

下剤服用後約2時間で効果が出て、その時にはもうバリウムが排出し始めていた。

空腹であったことと、もともと便通が良くてそんなに腸にたまっていなかったこともあってか、バリウムが出るのが早かったのか?

数年前に下剤を飲んだ時は下痢して大変ということはなかった。
そのため次の年は、職場での検診後にすぐ飲んだら、仕事中にトイレにかけこんで大変だった。
そして去年も今年もすぐくだった。

毎回同じ効き具合ではなさそうなので、検診後予定を入れないようにするなど、くだってもいいようにしておいた方がよさそうだ。

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