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卓球でテニス肘に|おすすめの肘用サポーター&医者から受けた指導

卓球で肘を痛めてからかれこれ1年以上。

痛いのは右ひじの外側のくぼみ部分。

しばらく休んでみたりしたのですが完治はせず。

整形外科を受診してみたのですが、満足の得られる答えもなし。

結局サポーターでどうにかするしかないのでいろいろ試してみました。

実際に試したサポーター、受診した時のテニス肘についての医者の説明について紹介します。

1、テニス肘の発症

私は中高と卓球をしており、戦型はカットマンでした。

その卓球を、20年以上ぶりに再開したところ、だんだんと右ひじの外側のくぼみ部分に痛みが走るようになりました。

運動不足のところから急に始めたため、足があまり動かない状態で腕だけ伸ばしてカットしていたからと思われます。

早いボールに対し、おもいっきり肘を伸ばしてラケットを振り下ろしていました。

週一回通い始めたのですが、最初は卓球を終えたあとに痛みが出ました。

そのうち、卓球をやってる最中にも痛みが。

でも、1~2日で落ち着くくらい。

けれどもだんだん痛みが強くなり、カットを普通に打てなくなりました。

日常生活でも痛みがでるようになったため2か月ほど休むと、全く痛みがなくなりました。

ですが、再度卓球をおこなったところ、すぐに痛みがでました。

2、受診した結果

このあと紹介する①~③のサポーターを使って騙しだまし卓球をしていましたが、やはりだめなので2か月間卓球を休みました。

でも再開すると初日に痛みが出て、また一か月休みました。

何もせずのんびりテレビを観ている時などに急に痛むようになりました。

冬だったため冷えなどで痛みが出やすかったのかもしれません。

仕方なく整形外科を受診しました。

卓球で痛めたことを説明しすると、

・骨には異常なし(レントゲン)

・テニス肘

・手首を掌側に曲げるストレッチをするとよい

とのこと。

2か月休んでも完治しなかったけれど、ストレッチをして休んでいれば完治するか聞いたところ、

・日常生活でも痛くなる人もいるくらいだから、スポーツを休んだからといって完治したりはしない。

・痛くなったら湿布をする

・それでも痛いなら注射

・サポーターもいいのでは

と言われました。

休む必要はないし、休んだからと言って完治するわけではないということ。

スポーツ外来ではなかったからか、レントゲンを見ただけで肘自体は触りもしませんでしたのでこれを鵜吞みにしていいかは微妙です。

でも、ネットで調べてみても完治は難しいように思います。

テニス肘は、肘に過伸展などの負担がかかってなるものだと思っていました。

でも違いました。

手首に負担がかかることで起きる

そうです。

手首を動かす筋肉が肘の骨につくので、肘への付着部分が痛くなるそうです。

そのため、手首の筋をストレッチして柔軟性を出しておけば、肘の付着部へ負担がかかりにくいというわけです。

3、肘用サポーター

肘用サポーターにはいろんなタイプがあります。

4種類使ってみたので利点・欠点など感想とともに紹介します。

①バンテージタイプ


フィノアテーピングサポーター

利点

・締め付け具合を調整できる

・圧迫感が少ないが関節が固定される

・足首の捻挫やアイシングの固定などにも使える

欠点

・巻き方が難しい(調整)

・着脱がめんどくさい

・肘を曲げるとごわごわする

最初に使ったのは包帯のような長いバンテージタイプ。足首を捻挫した時に購入しもともと持っていたもの。

写真は足首に巻いていますが、肘と足首が同じサイズで兼用です。

こちらをきつめに巻くとだいぶ違いました。

肘をかなり曲げると、腕のところでごわごわしてしまい圧迫感がありました。

本体自体は柔らかいのですが、マジックテープのところは硬いので、肘を曲げた時に当たるような位置にくると痛いです。

また、自分の巻加減で痛みの予防効果がだいぶ変わってしまうため、調整がなかなか難しく、ゆるいと効果がなく、きついとだんだん手の先の方が冷たくなって動きが悪くなりました。

②細いエルボーサポーター

CMXING Japan エルボーサポーター

利点

・簡単に締め付け具合を調整できる

・サポート力がある

・着脱簡単

・コンパクト

欠点

・締め付け具合が難しい

・肘を曲げると痛い

・パットをちょうどいい位置に当てるのが難しい

・激しく動くとずれる

・腕を早く動かすと前腕から指先の方までだるくなる

・付け心地が悪い

邪魔にならず簡単に着脱できるサポーターはないかと探していた所、こちらのサポーターをみつけて購入しました(2018年1月)。

パットが入っており、パットで痛い部位やその手前当たりの筋肉を圧迫することで、痛い筋肉に負担がかからないようにする構造です。

私は上の写真の物を購入しましたが、『McDavid(マクダビッド) ひじ サポーター』が有名なようです。

このタイプは、しっかりパットが当たれば確かに痛みが軽減します。

ただ、ちょうどいいところに当てるのがかなり難しい。

痛いところがちょうど肘の曲がる部分なので上手く当たったとしても動かしているうちにずれます。

きつく締めないと効果が感じられないのですが、きつくしめると手先の方へ血流が途絶え違和感があり、だるくてだんだん動かしにくくなります。

肘を曲げた時に挟まった感じになるのでサポーターが当たる部分が痛く、血が出ることもありました。

こちらは私には合いませんでした。

もしかしたら大きな動きをするテニスなどにはいいかもしれませんが、卓球のように常に腕を振ったり、肘を大きく曲げるような場合は合わないのかも知れません。

③筒状タイプ

バンテリンサポーター ひじ用

利点

・着脱簡単

・やわらかくて付け心地がいい

欠点

・サポート力が弱いので効果が薄い

・締め付け具合を調整できない

調整ベルトなどがない筒状の物を一か月後(2018年2月)に買ってみました。

ただの筒だと効果がないと思ったので、肘の内側がテーピング構造になっていてしっかりサポートできるというバンテリンのサポーターにしました。

薄くて柔らかすぎるので、関節を安定させたり、筋肉をサポートするようなことは感じられず、保温くらいに感じました。

使わないよりはいいですが、痛みが出てしまっているようなテニス肘にはほぼ効果ありませんでした。

痛みが出ていない方が予防的に使う分にはいいかも知れません。

①~③の中だと、②が一番痛みが出にくかったです。

④ガッツリした筒状+調整ベルト

マクダビッド デラックス エルボーサポート

利点

・全体的に圧迫されるため、細いタイプより付け心地がいい

・サポート力がある

・前腕部でさらに締め付けることができる

欠点

・全体的な締め付け具合を調整できない

・腕を早く動かすと前腕から指先の方までだるくなる

・蒸れる

・汗をかくと脱ぎにくい

③と同じ筒状ですが素材が全然違います。

ダイビングのウェットスーツのような素材で分厚く、ほぼ伸びないのでの太さによってはかなり締め付けられます。

私は肘周りが26.5cmだったのでM(24~28cm)にしたのですが、特に肘上の方がかなり締め付けが強く、日常生活でずっとつけているのは無理な感じです。

試しにパソコンを打ちながらつけておいたところ、指先が冷たくなってきました。

前腕部分には締め付けるためのベルトもついているので、緩い場合はもっと締めることができます。

腕を通すのには力がいり、汗をかくと滑りが悪くなって脱ぐのにかなり苦戦します。

その分、ずれなどはありません。

全体的に圧迫されるので、圧迫による局所的な痛みはなく付け心地はいいです。

締め付けが強いので肘の痛みもだいぶ軽減されます。

ただ、①②と同様に「連続するフォア打ち(単調なウォーミングアップ)」などでは前腕がだるくなってしまってつけていられませんでした。

腕を大きく動かすカット(台から離れてするプレイ)の時には問題ありませんでしたので、フォア打ちでのウォーミングアップの時には外しておいて、その後カットがメインになったときになったら付けるというようにする必要がありました。

私の場合、適応サイズ幅の真ん中あたりの腕の太さでの使用感の感想です。

腕の太さによって締め付け具合は変わってくると思います。

肘周り28cmまでとなっていたとしても、27.5cmの方などはかなりきつくて腕が入らないし痛いんじゃないかと思います。

4、まとめ

テニス肘は簡単には治らないので、痛み止めを使ったり、サポーターで保護しながらスポーツをする必要があるようです。

サポーターの役割は、『筋肉を圧迫することで肘の痛めた部分の筋肉が引っ張られるのを防止する』こと。

そのため、痛みを抑えるためにはきつめの圧迫は仕方がないようです。

サポーターでの圧迫は、『大きく腕を動かす場合(台から離れてのプレイ)』では問題ありませんでした。

そのため、テニスやバドミントンなどでも大丈夫ではないかと思います。

卓球の単調なフォア打ちのように、素早く連続して腕を振り続けると前腕部がだるくなってきてしまいます。

卓球の場合は、打ち方の違いでサポーターを緩めたり外したりする必要があるようなので、その辺の手間も考慮して購入する必要があると思われます。

私の場合一番よいと思ったのは、

④のマクダビッド デラックス エルボーサポート

でした。

汗をかきだしたら脱ぐのが大変なので途中で外すことができないですが、痛みもだいぶ軽減され、付け心地もよかったです。

ウォーミングアップのフォア打ち時は痛くないので付けないでおいて、カットをしだしたら付けるというスタンス使っています。

サポーターも使いながら、手首を掌側に曲げるストレッチも忘れずに行いましょう。