今日町の乳がん検診に行ってきた。
私の町では30歳以上の女性は2年に一度に2000円の自己負担金で受けることができるので、いつも受けている。
それ以外にも自分で検診クリニックに受けに行ったこともある。
金額、かかった時間等、その時の体験を紹介。
私の町の乳ガン検診
申し込みの流れ・対象者
●30歳以上の女性
●2年に一度(偶数月、奇数月生まれと一年ごとに生まれつきで変わる)
●自己負担金2000円(40歳はクーポンにより無料)
●ネットで事前申し込み(希望の日時を選んで)
●検診票が贈られてくるのでそれに書かれた日時に保健センターへ行く
通常、厚生労働省の指針では、40歳以上の女性への視診・マンモグラフィ検査としているが、30歳代の女性の罹患率が上昇傾向にあるため、私の町では30歳以上の女性を対象に実施しているとのこと。
年に4回あり、それぞれ二日ずつある。
検診前の月の1か月が予約受付期間で、9時~15時半までの間で30分刻みで受付時間が指定される。
各時間8名ずつなので、30分で8人する計算のようだ。
検診当日
①受け付け順に番号表をもらう
②受付で呼ばれたらお金を払い問診票をもらう
③問診票を書いたら簡単な問診を受ける。
④医師の視触診(診察)
パーテーションで遮られた中で上半身の服を脱ぎ、置いてあるバスタオルを肩からかける。
医師の前に行ったらバスタオルを外し、まずは視診。
両腕をあげて、窪みや引きつれなどがないか確認。
問診票をみながら、痛みの有無やしこりの有無などを質問される。
次に仰向けに寝て触診。
しこりの有無や硬さなどを診る。
私の場合は右の外側がちょっと張っている感じで硬いと言われた。
しこりなどはなし。
何かありそうですか?と聞くと、乳腺炎の可能性があるかなと言われた。
授乳中も乳腺炎にはなったことがあるのでそのなごりなのか?
痛みはないので心配するほどではないのかな?
30代の場合、この診察でマンモグラフィを1方向にするか2方向にするか決めるらしい。
40代(50代だったかも)以上は何方向するかは決まっているらしいが。
私の場合2方向に〇を付けていた。
⑤マンモグラフィー
町の検診の場合は検診車がきていてその中で行う。
女性の人が担当だった。
車に入ってから上半身の服を脱ぎ、バスタオルを肩からかける。
個室に入ってからバスタオルをとり、マンモグラフィを行う。
上下から挟むのと左右からに挟むのとで2方向。
それを左右なので4回行う。
それぞれ10秒くらいだが、けっこう痛い。
立ったまま背筋を伸ばし、肩の力を抜いて行う。
力を抜いた方が痛くないと言われる。
上下の時は手を下して普通に正面を向いて立って顔だけ機械に当たらないように横を向く。
左右の時は腕を上げて、機械の上にのしかかるようにして体を前に出す。
今日は痛かったが、あまり痛くない日もあった。
挟み具合が操作する人によって違うのか、胸の張り具合で痛みが違うのかは分からない。
町の検診はこれで終わりで、そのまま帰宅。
あとはおおむね1カ月後に検診結果が送られてくる。
制汗剤やボディローションはしないように書かれているので注意。
所要時間
9時からの予約で9時枠の1番目に受付をしたため、受付から終了までほぼ待ち時間がなく、15分で終わった。
マンモグラフィが10秒を4回であっと言う間なので、待ち時間を抜かせばほとんど時間はかからない。
病院での乳がん検診
30代になる前、20代で乳がん検診を受けたことがある。
病院に併設している検診センターでだ。
それとは別に痛みがあって受診して検診同様の検査をを受けたこともある。
流れ
①診察を受ける(視触診)
まず診察を受けて何か自分で症状があるかなど聞かれる。
そして、町の検診同様、視触診。
②マンモグラフィー
2方向おこなった。
左の痛みで受診した時も、両側行ってくれた。
③超音波
それから超音波検査も受ける。
超音波は妊婦さんがお腹に付けてするようなのを胸に当ててする感じで、仰向けに寝て行う。
その場で画像を見ながら行い、何かあると印をつけたりしている。
それが何か気になり、「何かありますか?」と聞くが、技師さんからの方からは何も言えないようで、「説明は先生からありますので」と言われる。
④再度診察室へ
超音波とマンモグラフィのデータが出来上がると、診察室に呼ばれ説明を受ける。
私の胸の痛みで受診した時は、嚢胞ができているとのこと。
嚢胞は水がたまっている状態とのこと。
時々あることで特に問題はないので様子見でいいいと言われた。
料金
検診として行った時は乳腺ドックというもので10800円。
痛みがあって行った時は同じ内容でも保険適応となるため、3900円だった。
乳がん検診を受けてみようかなと迷っていたら、ちょっと何か痛みなどがあった時に病院に行ってみると安く受けられるのでいいかもしれない。
所要時間
検診センターはかなり時間がかかった。
検査の時間がかかるわけではなく、待ち時間だ。
予約制ではないので、混んでいればその分待たされる。
町の検診が15分でおわったので、待ち時間がなければそれにエコー(超音波)の分が5分ほど追加される程度だと思う。
マンモグラフィを受けられない人
①妊娠している方。または妊娠している可能性がある方。
②授乳中の方(夜のみ授乳している方も)
卒乳後については、圧迫して母乳の分泌が完全に止まった状態での検査が望ましい。
③豊胸術をされた方(圧迫による破裂の可能性がある)
④胸壁に人工物(ペースメーカー、IVHポート、IVシャントなど)が入っている方。
⑤乳房手術後1年以内の方
⑥検診車への以上が困難、もしくは検査に際し上腕を上げる、立位を保持するなどの姿勢が取れない方(町の検診の紙に書かれている内容なので、病院では不明)。
まとめ
撮影で受ける被ばく量が気になるところだが、
被ばく量は1年間で自然に受ける被ばく量の50分の1程度とのこと。
そんなに気にすることはなさそうな量。
毎年受けていた北斗晶さんでも、腫瘍が見つかった時には2cm大の大きなものになっていて、リンパ転移してしまっていたとのこと。
自分で気が付けばいいが、気が付かずに、全く検診も受けていないとしたらもっと大きくなってから見つかる可能性もあるということだ。
他のガン検診と比べると、食制限などもないし、負担も少ないし、さほど時間もかからない検査なので、2年に一度町の検診だけでも受けた方がよさそうだ。