クラウドワークスで収入を得て確定申告をしなければいけない方は多いと思います。
私はもともと個人事業主としてアフィリエイトで収入を得ており、青色申告をしていたのですが、今年初めてクラウドソーシングでのお仕事も行い、そちらの収入も申告することになりました。
クラウドソーシングで利用したのはクラウドワークスです。
今回問題となったのが、源泉徴収です。
クライアントさんが法人の場合、源泉徴収を行わなければいけないとのことで、源泉徴収をされたクライアントさんがいました。
この場合、徴収された源泉徴収額がどれくらいであるかを確定申告の時に記載する必要があります。
普通に考えると会社で収入を得た時のように源泉徴収票の添付が必要になると思ったのですが、フリーランスなどで仕事を受けた場合は源泉徴収票の代わりに支払調書というものをクライアントに出してもらうようです。
そしてこの支払調書を出してもらうのに問題になるのがマイナンバーです。
クライアントさんに支払調書をお願いしたところ、
「報酬合計が5万円を超えているためマイナンバーの記載が義務付けられているので教えてください」
と言われました。
調べてみたところ5万円以上というのはよく分かりませんでしたが、支払調書には確かにマイナンバーの記載は義務と書いてありました。
クライアントさんは信頼できそうな人ではありますが、顔も見たことがないため、やはりマイナンバーを教えるのには抵抗がありました。
そのため、支払調書とマイナンバーが絶対に必要なのかについて最寄りの税務署に問い合わせてみました。
以下が実際に問い合わせた内容になります。
いくら徴収されたかの証明が必要なので、支払調書は必要です。
ただし、添付の必要はありません。
ご自宅で保管してください。
教えたくないのであれば、マイナンバーの記載はなしでも大丈夫です。
クライアントの方に、「税務署の人がマイナンバーは記載しなくていいと言っていた」とお伝えください。
仲介業者は源泉徴収を実際に徴収した相手ではないですよね?
実際に徴収した方からの証明書が必要です。
最寄りの税務署にと言わせた解答はこのような感じでした。
実は最寄りの税務署に問いあわせる前に、「申告案内コールセンター」というところでも問い合わせを行いました。
各地域の税務署に電話をかけると自動音声案内が流れ、確定申告についての場合は「1」を選択。
すると「申告案内コールセンター」につながります。
初めにこのコールセンターで問い合わせると、「マイナンバーは必要。確定申告書への添付は必要ないけれど、いつでも提示できるように自宅保管が必要」と言われました。
そのため、「では税務署から提示するように言われた時に支払調書を作ってもらえばいいですか?」と尋ねたところ、コールセンターでは分からないので最寄りの税務署に直接聞いてくださいと言われました。
問い合わせた結果
〇 コールセンター:「支払調書は必要!マイナンバーも必要!」
〇 最寄りの税務署:「支払調書は必要!マイナンバーは記載しなくてもよい!」
という回答でした。
税務署によって判断が変わってくるかも知れないので、心配な場合は確定申告をする税務署にお問合せすることをおすすめします。
添付はしなくていいということなので、何かあって提示を求められない限りは保管していなくても分からないでしょうけれど、一応手元にあった方が安心ですね。
私は収入や支出を無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」に登録しているため、その中で簡単に確定申告書を作成することができています。
収入を打ち込む時に源泉徴収額もその都度打ち込んでいるので、一年間の源泉徴収額が自動で計算されて反映されます。
他の会計ソフトも使ってみたのですが、初心者にはfreeeの方が簡単ですね。
収入が増えて会計ソフトを検討されている方はよかったら下記の記事もご参照ください。