オール電化にするとお得か?手入れなどはどう?
2010年6月、オール電化にしました。
コロナのエコキュート。
もうすぐ5年経ちます。
いろいろ計算した上で、数年で元が取れるし、何か震災などがあった時にエコキュートのタンクの中の水を生活用水として使えるし、ろ過すれば飲んだりできるからです。
でもエコキュートは失敗だったかもしれません。
屋根の上につける太陽光パネルはつけませんでした。
破損があったりすると費用がかかるし、屋根も傷むかもしれないから。
それに、蓄電池を買わないと電気を保存できないので、昼間しか太陽光パネルの電気を使えません。
うちは夫婦で仕事をしているので昼間はほとんど家にいません。
私が感じた利点、欠点、注意点を紹介します。
利点
● オール電化にすることでキッチンがIHになった。
そのおかげで手入れが拭くだけなのでとても楽。
火事の心配もほとんどないし、子供と一緒に料理していても、火に気を付ける必要がなくなった。
● エコキュートに常にお湯がたまってるので、災害などで断水した時に貯まってるお湯を使える。
● 電気代が安くなる。
子供も大きくなりエアコンを使うのでその時期は5年前に比べると6000円から7000円電気代が高くなってるのでわからないが、平成22年と平成26年の4月、9月(エアコンの影響を受けなそうな時期)の電気料金だけを比較すると、オール電化にした方が1000円高い程度だ。
オール電化前は電気代にプラスしてガス代8000円くらいもかかっているので、ガス代がないことも考えて差し引きすると、ガスと電気を使っていた時よりも、オール電化の方が、月に7000円くらい安い。
欠点
● 電気料金の基本料がどんどん上がってきているので、今後ガスの方が安かったということになるかもしれない。
● 震災で電気が止まってしまうと、調理もできないのでカセットコンロを用意しておく必要がある。
● 太陽光パネルは蓄電池を導入していなければ貯めておけない。今は分からないが、当時はその蓄電池がものすごく高かった。
● エコキュートの手入れが思ったよりめんどう(お手入れと点検)
① 風呂配管のお手入れ(1年に2~3回)
② 漏電ブレーカーの動作確認(1年に2~3回)
③ 逃し弁の点検 (1年に2~3回)
④ 貯湯タンクユニットのお手入れ(1年に2~3回)
⑤ 貯湯タンクユニットのお手入れ(1年に1回程度)
④⑤は全部湯を抜かなくていけない。タンクの底数センチは貯まったままの状態で水が入れ替わらないので、④でその部分のお湯を手動で出さなくてはいけないのだ。
動作自体はめんどうではないが、全部お湯を抜かなきゃいけないのでタイミングが面倒。
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コントロールパネルでいろいろ休止設定をしたり、水の濁りがなくなるまで何度も給水・排水を繰り返したり、はじめてご利用になる時の設定をしなおしたりしなきゃいけないのですごくめんどくさい。
なので一度もやっておらず、水質が不安・・・。
だが今のところお腹は壊していない。
※5年経つので重い腰を上げてやってみようとし、よくわからないので電話して問い合わせたところ、ここまではしなくていいとのこと。
ここまでするのは水が濁るなど明らかに水質が悪化している時などでいいとのこと。
これはヒートポンプユニットまで全部掃除する手順。
長期間使用しない時はヒートポンプユニットまで排水するのでこちらのお手入れ方法に近いことをするが、通常使っている分には、1年に1~2回の④の方法をするだけで十分とのこと。
また、年に2~3回の清掃というのも、仮にここまでまめに掃除しなくてもそこまで汚れることはないとのこと。
オール電化にした方がいいか
めんどくさがりの人はやめた方がいいと思います。
私もそうとうめんどくさがりなのでやめればよかった・・・とちょっと後悔。
でも⑤の掃除をしなくてもいいならそこまで大変じゃないかな?
電気+ガスより安くなりましたので経済的にはお得です。
IHのクッキングヒーターは手入れ的にはおすすめです。
ただ、土鍋やガスでしか使えない安いフライパンなどは使えません。
土鍋を使う人はやめた方がいいです。
掃除をちゃんとしないのでお湯を飲むのに抵抗があるため、料理用などにはお湯は使ってません。
お手入れは④を一回したっきりだが不具合はないので、説明書に書いてあるほど丁寧にしなくてもなんとかなるのかもしれません。
オール電化にするかどうかはよく考えてください。
オール電化にするときの注意点
うちは訪問販売の人が来て、オール電化を考えました。
けれどうさんくさかったので、見積もりを出してもらったあと、電気屋でも見積もりを出してもらうと、電気屋の方がずっと安かったので電気屋で頼みました。
訪問販売でいきなり決めないで、安心できる大手の電気屋などでも見積もりを出してもらってよく検討してからにしましょう。