※口元のアップの写真あり。きれいなものではないので注意!
いつのまにかにできた口元のしみ。
そんなに濃くはないけれど、できれば消したいなと思い皮膚科形成外科へ。
1か所目は飲み薬が2種類、塗り薬が1種類でした。
飲み薬がきつくてやめてしまいました。
数年後に初めて行った皮膚科・形成外科(2か所目)で張り紙を見つけ、トレチノインとハイドロキノンでの治療。
二か所の皮膚科・形成外科クリニックでのやり方の違い、実際に行ったハイドロキノンとトレチノインクリームの使い方、シミ治療をした経過などを紹介します。
治療前のしみ
口元の右下に薄黒くあるのがシミです。
傷跡とかではなく、だんだん濃くなっていつのまにか目立つ感じになってました。
なんとなく気が付いて半年くらい経ったくらいで一か所目へ行きました。
脱毛の機械を買って光を当てた副作用でこうなったのか?と思い込んでいましたが、二か所目のところで聞いてみたところ、それはないだろうとのこと。
脱毛の光はむしろシミをとる効果などがあるくらいとのこと。
確かに脱毛器でカートリッジを変えるだけで一緒にホワイトニングなどもできますよね。
一か所目の皮膚科・形成外科
①期間
2012年4月~9月 (6か月間)
②薬
2012.4.21に受診。
こちらの皮膚科では塗薬と飲み薬2種類を出されました。
●ハイドロキノン(塗薬)
寝る前にシミから1mmはみ出すくらいで塗る、冷蔵庫保管
●シナール(飲み薬、ビタミンC)
すごい量でした。毎食後に飲むのですが、粉だと一回3袋。ビタミンCなのでとてもすっぱいです。
きつかったので錠剤に替えたところこれも1回3錠。
これがものすごく大きくてのどにひっかかる感じがありました。
もともと薬を飲むのは苦手ではなかったですが、このシナールは飲みこむのがきつかったです。
●トラネキサム酸カプセル
1回2カプセル。
これは炎症を抑えるためと言われました。
赤みがあるのでと言われましたが、だいぶ経っていたし赤いようには見えなかったんですけどね。
③治療経過・治療結果
うろ覚えですが、お薬手帳の記録をみると、1か月ごとにもらいに行き、9月までもらいに行ってます。
ちょうど半年治療した感じですね。
治療と言ってもクリニックでは何もしないので、飲み薬と塗り薬のみです。
結果・・・変わりませんでした。
ハイドロキノンではしみは消えなかった・・・。
ハイドロキノンは漂白作用があるとのことで、赤くなることもあると説明されましたが何もおきませんでした。
薬を飲むのが大変で断念しました。
その後しばらく放置してました。
二か所目の皮膚科・形成外科
子供を連れて初めて行った皮膚科でしみとりクリームの張り紙をみて、安易に初めてしまいましたが大変でした。
ただのホワイトニングクリームではなく、皮膚を剥がしていくような炎症がおきるクリームでした。
紫外線ケアなども大変でした。
自信満々の女の先生でした。
①期間
2014年10月~現在2015年6月 (8か月間)
②薬
2015.10.11に受診。その日から薬をスタート
- ハイドロキノン(1か所目のとこの残り)
- トレチノインクリーム(ありえないくらい濃度が濃い物とのこと)
使い方
1)シミからはみ出さないように、しみの上に薄くトレチノインを薄く塗る。
2)その上にハイドロキノンをやや広めに薄く塗る
3)ラップをかぶせる
4)テープで固定
この状態で、できれば24時間つけっぱなしにする。
外出時は外してOKとのことだが、皮膚が弱くなっているので必ずUV対策をする。
クリニックの説明の紙には、通常は8~12週間が1クールの治療期間と書いてあるが、人によって違うので、先生の話では「真っ赤になったらきてください」とのこと。
5)真っ赤になったら、赤みがとれるまでハイドロキノンクリームのみを1日2回塗る。
正常な皮膚になった見せに行く(3週間後くらい)
ハイドロキノンになってからはラップはなしでいい。
日焼け止めは必ず塗る。
マスクはこすれるからしてはいけない。
これでワンクール終了。
これで満足できれば終わりだが、できなけれなもう1クール行う
③治療経過
2015.10.11
薬をスタート。
10.15
皮がむけてきて痛い
10.16
口元のため、しゃべったりすると、ラップの下で皮膚が動いてしまい、薬が広がってしまう。
そのため、シミのところよりも遙かに広い範囲で赤くなってしまい病院へ。
付け過ぎとのこと。そしてもっと真っ赤になったらきてくださいとのこと。皮がむけて十分痛いのだけれどまだらしい。
10.20
ラップを留めるためにバンドエードをつけていたが、かぶれてしまった。
11.6
だいぶ真っ赤になったので病院へ行くと、周りが赤くなり過ぎとのこと。
言われた通り薄く塗ってもやはり口元なので動いてしまいどうしてもラップが動く。
それを説明してもラップをつけろというからつけてこうなったのに、分かってもらえなかった。
ここからはハイドロキノンのみと言われたが、よくみるとまだ薄い黒いしみが見えていて、このまま炎症をとる期間に入ってもシミは消えてないのでラップはなしで11月20日まで続けた。
ガーゼやティッシュだけはつけて、かぶれないテープで貼った。
ラップをしなくても十分に皮がむけて効果があることが分かった。
11.21
ハイドロキノンのみにした。ラップ固定はなし。
12.25
赤みがほぼ取れたがシミが全く消えていない・・・。
全く消えないどころか黒いのが濃くなっている気が・・・。
表面に浮き出てきているということなのか?
クリニックへ。
ほとんどの人が1クールで消えると言っていたのに、「個人差があるので、じゃあ2クール目をやりましょう」と軽い返事。
トレインチノンとハイドロキノンを使用した治療の2クール目スタート。
2.17
真っ赤になったのでトレチノインはやめてハイドロキノンのみに。
④治療結果
2クール目のトレインチノンをやめて3か月半。
まだ赤みが残っているのではっきり分からないが、シミの色はだいぶ薄くなっている様子。
あとはこの赤みが消えればいいのだけれど。
この赤みもちょっと心配。消えるのだろうか。
しみに比べたらましだけども・・・。
赤みが消えたら受診ということなので様子をみている。
2クール目をスタートした12/25を最後にクリニックには行っていない。
追記(9/27)
だいぶ消えた。
よくみると写真によってはやや赤く、その周りが白く抜けてしまっているようにも見える(右の写真)のでそろそろハイドロキノンをやめることとする。
これだけ消えればお化粧で完全に隠れるからいいかな。
経過のまとめ
●2012/10/11~11/20(40日間:トレチノイン+ハイドロキノン)
●2012/11/24~12/25(30日間:ハイドロキノンのみ)
●2015/12/26~2/16 (52日間:トレチノイン+ハイドロキノン)
●2015/2/17~6/04現在 (3か月半:ハイドロキノンのみ)
まとめ
1クールでは消えなかった。
2クール行うことで確かにしみはかなり薄くなった。
ファンデーションで隠れるくらいになった。
ただまだ赤みがひいていないのが気になる。
ハイドロキノンで赤くなる場合もあるらしいのでそのせいか?
飲み薬でとハイドロキノンのみではシミが消えなかった。
皮膚の新陳代謝を高め、剥けていくようにするトレチノインクリームを塗ることで、シミの部分が浮き上がって消えていく。
レーザーなどではなく塗り薬でしようと思ったら、これくらいの覚悟が必要。
顔のよく動く場所のシミだと、ラップ固定をした際に動いてしまい、クリームが広がって広範囲に炎症が起きてしまう。
先生はラップをすると言ったがラップをしなくても十分効果がある。
ネットで結構調べたけれど、みんなラップをしたなんて書いていないので、普通はしないのかも。
紫外線対策はしなければいけないので、ガーゼやバンドエードなどを貼る必要あり。
かぶれやすい人では、かぶれないテープを探す必要があり。
ネットでみんなの口コミをいろいろ調べて一番かぶれないと書かれていたのが
透明のもあるが、紫外線対策を考えると色がついていた方がよさそう。
優肌伴テープもかぶれないと言われているが、私はだめだった。
ただ、父が入院した際、テープかぶれをおこしていたが、この優肌伴テープは大丈夫だった。
治療中はとてもみれた状態ではない。
たまたま残ってた写真なので分かりずらいがこんな感じ。
皮がむけてボロボロなのと、真っ赤な感じ(もっと真っ赤の時期もあった)。
日中クリームを塗らずにお化粧したとしても、皮膚が剥がれ落ちているためボロボロ感はバレバレ。
冬だったこともあり、できれば24時間つけているように言われたこともあり、ずっとつけていて職場ではマスクで隠していた。
ハイドロキノンは1か所目のクリニックの方が安く、受付に行くとすぐ買えたので、ハイドロキノンだけはなくなると一か所目のところに買いに行った。
自費で保険が効かない。
治療代も薬代もできれば安いところがいい。
始めるのであればできれば冬がよさそうです。
クリニックによって違うので、どんなやり方なのか相談してみましょう!
また、私みたいに半年とかかかるかも知れないので、その間は顔はキレイな状態ではいられないので覚悟しましょう。
ホントに真っ赤になります。
そして皮がむけてガサガサした感じになりますが、トレチノインをやめると落ち着いてきます。