去年の夏、お腹のところに赤く虫刺されのような物が。
そして硬くしこりのようだ。
体を曲げたりすると痛みがあるため皮膚科に行ってみた結果・・・
これは背中に10年以上ある赤くはないしこりと同じ粉瘤で、それが炎症を起こしたものだった。
※ウイルス性イボの可能性も!
足の裏や指などにできる似たようなしこりはウイルス性イボの可能性がある。
粉瘤は炎症があると赤く膨れたが、ない時はほぼ平ら(大きくなるとこぶのように膨らむが)!
赤くなく蚊に刺されたような硬いふくらみのしこりだったら、ウイルス性イボの可能性が!
★こちらを参照(⇒ウイルス性イボの治療・治療期間|足のいぼへ液体窒素治療をした体験)
★虫刺されの跡がしこりになって受診(⇒記事)
粉瘤とは
簡単に言うと毛穴の一部分が中で袋状になってしまい、その中に垢が貯まっていくもの。
見た目は小さいうちはほぼ平らだが、中がしこりのような感じになる。
良性腫瘍なので放っておいてもいいが、どんどん大きくなったり、感染すると炎症をおこしたりする場合がある。
炎症が起きると腫れる。
また、大きくなるとこぶのように全体的に膨らんでくる。
グーグルで画像で検索するとかなりえぐい写真が出てくる。
⇒グーグル検索結果(取り出してるところなどかなりグロイので注意!)
2個ある私の粉瘤
1つ目
もう10年以上前から背中に黒い点がある。
黒い点は穴になっていてその周りは硬くしこりになっている。
平らではあるが、しこりの範囲は直径1cmくらいだ。
以前皮膚科に行ったついでに聞いたところ粉瘤とのこと。
押すと白い垢みたいのがぐにゅっとでることはあるが、特に大きくなることない。
特に炎症もおこしたことないし、痛くもないし、放っておいても大丈夫というので放ってある。
2つ目
今回お腹にできたのは炎症をおこした。
ニキビが炎症をおこしたような感じに見えるけれどしこりがある。
お腹はぷにぷにしていたため炎症がおきるまでしこりがあることに全く気が付かなかったが、おそらくもとからあったものが汗などで炎症をおこしたと思われる。
赤く腫れていて、体を曲げたりすると刺激でけっこう痛みがあった。
こちらはできたばかりだからなのか、黒い点はないので炎症が治まると見た目どこにあるか全く分からない。
受診した結果・治療は?
家にあるエルタシン(ゲンタマイシン)を塗っていたが炎症がある時にはそれで正解とのこと。
ひどければ抗生物質を飲むが、ひどくないのでそのまま塗り薬でエルタシンを塗っていればよいとのこと。
粉瘤は特に直す薬などはなく、炎症がない時は何もしない。
根本的な治療は切って袋ごと取り出すしかない。
しかし、炎症が起きている時は袋の境目がはっきりしておらず、切っても取りきれないので、炎症が治まってから3か月くらい経ってからでないと切れないとのこと。
絶対取らなければいけない物ではないので、落ち着いてしまったらもう気にならないので結局切ってはいない。
でも手術の流れは聞いてある。
手術の流れ(私の行った病院の場合)
- 時間:30~40分くらいで日帰り
- 金額:8500~10000円
- 翌日に消毒にきてその後は自分で消毒
- 1週間後に抜糸(抜糸までは仕事も軽めで)
まとめ
●基本、放っておいてもいいが、何度も炎症をおこしたり問題があるようなら切り取る。
●炎症があったら塗る抗生物質(エルタシン・ゲンタマイシン)を使う
●ひどいようなら飲む抗生物質も
●完治は切るしかない。炎症がおさまってから3か月くらいしてからでないときれいにとれない。
できること自体は問題ではないので、特に炎症が起きたり、大きくなって邪魔になったりすることがなければとる必要はない。
もしとる場合は炎症が起きている時はできないので、なんでもない状態の時にする。
お腹はちょうどベルトの当たる位置で汗をかいたりこすれたりしたので炎症がおきたようだが、背中はそんなに刺激がないので10年以上あっても一度も炎症をおこしていない。
妹は脇の下にいくつもできていたが、やはり汗をかくからか炎症をおこしている。
だいぶ大きくなってつぶれると、膿と一緒に出血する様子(妹の話)。
以前背中のをとった人の話を聞いたことがあるが、切るとしばらく痛くて寝るのが大変だったと言っていた。
大きくなってからだと傷口も大きく痛みもひどいから、小さいうちにとった方がいいよと言われた。
けれども大きくならない場合もあるのでとりあえず様子を見て、大きくなっていくようなら早めに取った方がいいと思われる。
関連記事:ウイルス性イボの治療・治療期間|足のいぼへ液体窒素治療をした体験