幼児で視力低下・検診でひっかかった場合の対応
来年小学生1年生にになる次男(現在幼児)。
昨日は学校に行って一斉検診があり、視力・聴力などいろんな検査をしたが、視力がひっかかった。
「治療してください」
とまでは言われなかったが、
「左の視力が0.7でちょっと悪いようなので、眼科に行った方がいいです」
と。
受診した結果は乱視だった。
≪目次≫
1.まず自宅で視力検査
2.眼科を受診してみた
3.子供の乱視の治療は?
4.治療をする場合(調べた内容)
5.まとめ
1、まず自宅で視力検査
本人に話を聞くと、右目をするときに左目をぎゅ~っと抑えたから目を開けた時にぼやけたと。
以前長男も視力検査でひっかかったことがあり、自宅のパソコンで無料で検査できるサイトを見つけたのでやってみた。
これ⇒ 視力検査FLASH
画面に出る十円玉と実際の十円玉を合わせて大きさなどの調整をし、あとは3m、1m、50cmの距離から選んで検査できる。
<使い方>
説明が書いてはあるが、ちょっと分かりにくかったので簡単に説明する。
①「画面調整」をクリック
②左のバーを動かして実物の10円玉の大きさと同じになったら「距離設定」をクリック
③50cm、1m、3mのどれかを選択し、「視力測定」をクリック
※遠いほど正確
④測定を開始したい値を選んで「スタート」ボタンをクリック
※間違えなければだんだん難しくなっていくので、絶対分かりそうな簡単なのから行う。
⑤リングの空いている方向の矢印をクリック。
二回間違えると終了で、視力が表示される。
うちの場合、右は1.5あったが、やはり左は見えにくそうで、何回か測っても0.7~1.0だった。
やはり次男の場合は本当に悪いようだ。
受診をすることにした。
長男は自宅でやったら平気だったので、学校にいうと再検査をしてくれて、ちゃんと測れていなかっただけのようで、受診しなくて大丈夫と言われた。
集中力がない子なので、集中していなかっただけのようだ。
2、眼科を受診してみた
0.7くらいだが、念のため眼科を受診することにした。
まず穴をのぞいて気球の絵を見ている間に、看護士が調整して何かを測る検査。
そのあとはレンズが変えられるメガネをかけて、レンズを変えながらCの字の向きを答える視力検査をした。
そのあと診察室に呼ばれると先生が直接機械で目の中を見ていた。
「右が1.2で左が0.8でしたね。乱視によるものです。2年前に来た時と同じなので悪化してるわけではないので心配しなくて大丈夫です」
とのこと。
二年前に来ていたことは全く覚えていなかった。
その時は白く見えると子供が言って受診して視力検査をした様子。
でも乱視と言われれば覚えているはずなので、まだ小さい(4歳)くて視力が発育しきっていないから様子を見ましょうなどと言われたのかも。
3、子供の乱視の治療は?
うちの場合は6歳。
視力は右1.2、左0.8の場合の説明。
●乱視は生まれつきなので、悪化していなければ問題ない。
●乱視の原因は生まれつきのもの・・・なので仕方がない(治療などはない)。
●持って生まれた物がそのままひきずられてきてそのままの状態ということ。
●乱視は角膜にゆがみがあるものだけど、ほんの少しなので気にしなくていい(うちの場合は?)
●また検診でひっかかって受診と言われたら仕方ないのでまた来てください。
このような感じで特に気にすることはない様子。
でも気になるので質問してみた。
質問:どれくらい悪くなったらメガネが必要なんですか?
答え:え~と、車の免許に必要なのが0.7だからねえ。0.5ぐらいになったら考えた方がいいかなあ。
車の免許を取るのに引っかかって困るなら必要というような答えで、具体的にその他の説明はなかった。
質問:悪くなっていったりはするんですか?
答え:それはわからない。
質問:目をこすったりするんですけどそれで悪くなったとかは?
答え:それは関係ないです。
≪アスクドクターに聞いてみた≫
説明を聞いても不安があったため、ネットで医者に相談できるアスクドクターに相談してみた。
複数の医師から答えをいただけた。
●レンズを入れた視力検査で1.0見えていれば視力の発育はできていて弱視ではないので様子見で平気。
●両目で学校の黒板が見えにくくなったりした時に眼鏡をかければいい。
●逆にレンズで矯正しても1.0見えていないなら視力の発育が進んでいないので、視力の発育を促すために早めにメガネを勧める場合もある。
●乱視は程度の差はあれ誰でもあるので、軽い場合はそんなに気にしなくてよい。
●乱視は生まれ持ったもの。
●乱視自体は他の疾患がなければそれほど変化しないのも。
4、治療をする場合(調べた内容)
うちは治療をする感じではなかったが、気になったので調べてみた。
ネットで調べた内容なのでご参考程度に。
メガネなどをして測った数値が0.9以下の場合を弱視という。
弱視に対しては治療をする。
メガネをかけて眼鏡で遠視や乱視を矯正すれば、脳が鮮明な像を認識することができ、レンズを使った時場合の視力が回復してくる。
逆に言えば、それをしないと、脳はぼやけて見えるのが当たり前の物と認識するようになり、眼鏡を使ってもそれ以上回復することが難しくなる。
小学校入学頃までに目の発育が終わってしまうので、それまでに行うことが大事。
3歳児検診で視力検査をするが、その頃だと検査の信憑性あいまいなので、3歳児検診でうまく検査できなかった場合は、4歳頃までにもう一度視力検査をすることが望ましい。
弱視は早期に発見し、適切な治療をすれば、かなりの確率で改善する。
最初に書いたが、弱視というのはメガネなどを使っても視力が悪いこと。
治療と言うのは、弱視に対する治療なので、メガネを使った時の視力がしっかりとあがるようにするということであって、乱視そのものを直すという物ではないということのようだ。
また、その他の理由でメガネを使うのは、見えなくて困るというのの他に、悪い目つきで見る癖がついてしまいそうな時とのこと。
5、まとめ
このような感じらしい。
検査用のレンズで矯正してみたら視力が上がるようなら目の発育はできているので、現在視力が低くても不便がなければメガネをかけなくてもいい様子。
うちの場合、矯正視力について説明されていなかったので、翌日問い合わせたところ、
矯正視力は左右共に1.2だった。
視力の発育自体は進んでいるのでひとまずは様子見でよさそうなのでよかった。
眼科の先生の判断はアスクドクターの先生方と同じ判断だったということだ。
眼科の先生が、初めから矯正視力のことなども含めて説明してくれていればここまで不安にならずにすんだのにと思う。
これから健康診断にひっかかってこれから視力検査に行く方は、
乱視と言われて詳しい説明がなかった場合、矯正視力も聞いておいた方が安心だ。