MRIでは脳動脈瘤と見分けがつきにくい破格とは
視野にチカチカしたギザギザが映りこむ閃輝暗点がおきて受診(こちらの記事)。
脳腫瘍などでも起こることがあるとのことで念のためMRIを受けることに。
MRI検査
20分間くらいじっとしてガ~っと音のする機械の中に入って頭の中を撮影。
5日後にMRI検査の結果がでた。
脳腫瘍はなかった。
しかし脳動脈瘤っぽいふくらみが見えた。
ただ、MRIだと後ろの血管がうつってそう見えているだけなのか、動脈瘤なのかはっきりしないということで、造影剤を入れてのCT検査で精密検査もすることに。
CT検査(造影剤使用)
造影剤を入れるのは初めて。
「体がカアッと熱くなりますがびっくりしないでくださいね。」
と言われ、
CTをとる直前に一気に注射器で造影剤を入れた。
体の中を一気に流れていくのが分かるくらいカアっと熱くなってびっくり。
確か腕から入れたが、撮影するのは脳なのに、下腹部から足の方までぼわっと熱くなった。
そしてCTはMRIと違って一瞬で終わった。
熱くなったのも一瞬だった。
MRIより楽だけど体がおかしくなるんじゃないかという恐怖感がある・・・。
7日後検査結果がでた。
結果
動脈瘤ではなかった。
動脈瘤に見えていたのは一種の血管の奇形とのこと。
昔は奇形と言ったが、今は破格(はかく)というとのこと。
血管が二つに分かれ、すぐに一つに戻っているので二つに分かれたところがプクッと膨れて動脈瘤にみえたとのこと。
こんな感じ ↓
時々あるもので、特に問題はないとのこと。
動脈瘤のできやすい前交通動脈(エーコム)という場所にできていたのでよけいに動脈瘤を疑ったとのことでした。
検査結果が出るまでの間いろんなことを考えてしまいました。
破裂する前に手術した方がいいのか?
手術するならどこないいのか?
どんな手術があるのか?
検査結果待ちの方、必ずしも動脈瘤ではなく、破格という場合もありますので焦りすぎないでくださいね。