ソニーのハンディカムからプレイメモリーズホーム(PMH)に落とし、編集したものをBlu-rayを落とすことを試みた。
手順自体はPMHの説明を読めば簡単。
しかし、30分で2%、60分で4~5%しか進まなかった。
このままいくと、20~25時間はかかる・・・。
他にBlu-rayディスクを作成する方法はないかと考えたところ、PMHに取り込んだ動画をハンディカムに戻すこともできることを思い出し、そちらの方が時間がかからないのではと思い試してみた。
動画の種類・パソコンの種類
ブルーレイレコーダーに落としたいのは、sonyのハンディカムHDR-CX535、HDR-CX500Vで一番上のハイビジョン画質で撮影した物。
録画モード:HD FH(AVCHD 16M)
それをパソコンにダウンロードしたsony playmemories homeに取り込み、切り取り、結合でつなぎ合わせた。
ファイルの種類:M2TS ファイル (.m2ts)と書いてあった
(調べるとこのファイルの種類はAVCHDの一種らしい)
サイズ:12GB
時間:1時間23分
パソコン:東芝ダイナブックPT55TGP-BWA
ブルーレイの作成を試した方法・かかる時間
いくつか試した。
①プレイメモリーズホームから直接「ディスクの作成」をクリックして作成
こちらは30分で2%、1時間で4~5%しか進んでいなかった。
このままいくと、単純に計算して20時間以上はかかる。
エラーかもと思い、一度取り消してもう一度行ったがやはり同じようにかかったので取消して終了した。
②ImgBurn
ネットで検索していると、ImgBurnでAVCHD動画からブルーレイディスクを作るというのがあったため、ImgBurnをインストールして実施してみた。
しかしエラーが出てしまい行えず。
再度調べると、AVCHDファイルはデータ容量が大きいためこのままではBlu-rayディスクを作成することができず変換ソフトが必要になると。
ImgBurnでは無理のようなので断念した。
③USBに入れてみる
USBにデータを入れてブルーレイレコーダーにさしたらそこから取り込めるかと思ったがダメだった。
外付けハードにも入れたのでレコーダーに繋いでみようと思ったが、調べると形式が違うのでパソコンとレコーダーで併用するのは無理とのこと。
下手に繋ぐともともと入っていたデータが消えると書かれていたので、外付けハードを使うのはやめることにした。
④ハンディカムに一旦戻す
結局成功したのはこれ。
プレイメモリーズホームに取り込んだ画像をハンディカムに戻すことができることを知ったので、編集して繋ぎ合わせた物も入れられないか試してみた。
パソコンにハンディカムをつないで、プレイメモリーズホームの書き出しボタンをクリックするとハンディカムへの取り込み開始。
ハンディカムに入れられればBlu-rayレコーダーに入れられるので、そのままブルーレイディスクに書き込むことができる。
けれど、思った以上に時間がかかった。
実際にかかった時間
21:50 書き出し開始 推定残り時間2分
22:00 推定残り時間1時間30分
22:50(1時間後) 推定残り時間5時間37分
23:50(2時間後) 推定残り時間8時間
0:50 (3時間後) 推定残り時間8時間34分
1:20 (3時間半後)推定残り時間8時間36分
なぜか時間が経つにつれてどんどん残り時間が増えた。
3時間半くらいになるとようやく落ち着いて、ほぼ変わらなくなった。
ここで寝た。
このままいくと予定終了時間は10:00頃で、約12時間かかることになる。
しかし、6:45に起きると終了していた。
何時に終わっていたかは分からないが、3時間半経過した時点で残り時間8時間36分だったのですぐに終わったとは思えないため、6~9時間はかかったのではと推測する。
「①ディスクを作成する」では、進み方からみると20時間以上かかる見込みだったので、それに比べるとだいぶ短い。
レコーダーには問題なく数分で落とせた。
レコーダーからブルーレイに落とすときも数分で終わるので、こちらの方が断然早い。
パソコンの性能
ブルーレイやDVDの書き込みにはパソコンのスペックの影響が大きいらしい。
特にハンディカムで撮影したフルハイビジョン画質の物を編集となると、相当高性能なパソコンでないと厳しいようだ。
そういえば、去年パソコンを購入する際、動画編集をするなら上のスペックの物を買った方がいいと言われた。
しかし、その時は編集する予定はなかったのでお手頃価格の物を買った。
パソコンの性能の違いなど私には分からなかったが、ヤフー知恵袋で質問した際に親切に教えていただいた情報によると、
私のノートパソコン(東芝ダイナブックPT55TGP-BWA)
・CPU:Core i3
・メモリ:4GB
らしい。
パソコンに貼ってあるシールには「大容量1TB」と書いてあるが、これはパソコン全体で、実際に使えるメモリ部分は4GBということなのかもしれない。
フルハイビジョン動画編集に必要なスペック
・Core i5クラス:ギリギリの線でこのくらいのパワーは必要。出来ればその上のCore i7クラスの物が望ましい。
・メモリ:8GB
このように教えていただいた。
これを覚えておいて、次買う時はこういった物を買うことにする。
その他の方法
有料の編集ソフトだと、低スペックのパソコンでも使えるかもしれないということを教えていただいた(ヤフー知恵袋)。
●HDビデオ編集ソフトPowerDirector 14/360種の初心者向けテンプレート搭載バージョン
こちらだと、低スペックのパソコンでも結構使えてしまうらしい。
まずは無料お試し期間が30日あるので、試してみるとよさそうだ。
他の方の助言によると、いくら低スペックのパソコンで使えると言っても、低スペック過ぎるとインストールすらできないこともあるらしいので、まずはお試し版を使った方がいい。
今回は朝まで実行していたらなんとかハンディカムへの取り込みができたのでインストールしなかったが、次もっと長い動画をするときはこちらを試してみようと思う。
まとめ
ハンディカムで撮影した物をプレイメモリーズホームに落として編集する場合、編集までは簡単にできるが、ディスク作成となるフルハイビジョン画質の場合はパソコンのスペックによってはかなり時間がかかることが分かった。
ブルーレイディスク作成となるとファイル形式を変換するのでものすごく時間がかかるが、ハンディカム内に戻すのであれば変換はいらないのでブルーレイに書きだすよりかは時間がかからないようだ。
1時間23分くらいの動画なら、低スペックのパソコンでも、時間をかければなんとか行うことができたが、それ以上になるとどうかは分からない。
SONYに問い合わせたら、長時間かかっても問題はないとのこと。
電源が落ちたりスリープ状態に入ったりしないようにだけ気を付けて、夜寝てる間などに落とせばよさそうだ。
パソコンをいじっているとよけいに遅くなるので、プレイメモリーズホームを使っている時はパソコンはいじらない方がよい。
推定残り時間よりも急に早くなったのは、推定残り時間を計算したときにパソコンを使っていたりするとPMHに使える能力が減って推定時間が長くなるが、その後パソコンをいじらなくなったので予想よりも早くなったのではないかとのこと。
どうしても早くディスクを作りたい場合は、フリーソフトを使うのではなく有料のソフトだと多少は違うようで、低スペックにも対応しているものもある。
パソコンで動画編集をするならば、パソコンを買い替える際は高機能でメモリも8GB以上あるパソコンを選んだ方がよいようだ。