3月になり花粉症の症状が強くなってきた。
一年中何かしらの花粉のアレルギー症状があり、一年中ザイザルを飲んでいるが、スギ花粉の時期は特にひどい。
今年は特にひどく、ザイザルが効かない状態だったので医者に相談した。
ザイザルが効かない場合に行う次の対策を紹介。
≪目次≫
1、一年中の花粉症の症状・薬
2、ザイザルが効かなくなった時
3、ナゾネックス点鼻液の効果
4、まとめ
1、一年中の花粉症の症状・薬
私の場合、花粉の症状としては一年中目にかゆみが出ている。
軽い鼻炎もあるが、それは大したことはない。
●ザイザル錠5mg
●パタノール点眼液0.1%
●オドメール点眼液0.1%(フルメトロン0.1%点眼液)
この三つが常に処方されているが、花粉が少ない時はザイザルだけで落ち着く。
花粉が少し多くなるとザイザルだけでは目のかゆみが消えないため、目薬も使う。
ザイザルの前にアレグラやアレロックなども使っていたこともあったが、ザイザルが一番効くし、一日一回寝る前に飲めばいいので楽ということで、ここ数年はザイザルに落ち着いていた。
2、ザイザルが効かなくなった時
毎年スギ花粉の時期になると症状が強くはなるが、今年は特にひどい。
鼻水がだらだら出るし、薬を使っていても目のかゆみが尋常じゃない。
ザイザルを何年も飲んでいるから効かなくなってきたのではと思い、他の薬にしてもらおうと医者に相談した。
すると医者から出た選択肢は、
①ナゾネックス点鼻液50μgを使う
②ザイザル錠を5mgを一日2錠にする
この二つだった。
ナゾネックスは点鼻薬。
以前にも鼻づまりがひどい時に使っていたことがあった。
鼻もつらいけどひどいのは目なんですけど・・・?
先生が言うには、ナゾネックスをしっかり使うことで目のかゆみも抑えられると。
体に吸収されることで全身に効果があるのか?
ザイザルの副作用は眠気なので、二つも飲むと大変ななため、とりあえずナゾネックスを追加してもらった。
ちなみにアレグラとアレロックよりはザイザルの方が先生は好きとのこと。
何がどう好きなのかは分からないが、ネットで見る限りザイザルが一番効果が強いらしい。
そして飲む回数も1回と少ないため、それで好きと言っているのかも。
この先生も一年中ザイザルを飲んでいるという。
薬を変えないということは、長く飲み続けると効かなくなってくるというわけではなさそうだ。
眠くなるという副作用はアレグラでもアレロックでも変わらないという。
その人によってこの薬が効きやすい、眠気が出やすいなどの差はあるらしい。
もしザイザルを二錠にする場合、副作用の眠気を出にくくするために、寝る前と朝など分けて飲むと多少違うと言われた。
①②の選択肢の他に、目薬は多めにさすように言われた。
通常、パタノールは一日3、4回定期的にさすが、
オドメールはできるだけ使わない方がよく、かゆい時のみ2~4回/日使えることになっている。
でもしばらくはこのオドメールもパタノールのように一日4回、定期的にさすように言われた。
3、ナゾネックス点鼻液の効果
ナゾネックスは一日一回、両鼻に2プッシュずつ。
寝る前にさっそく行うようにした。
すると・・・
翌日から目のかゆみも鼻の症状も落ち着いた。
劇的に効いている。
オドメールもかゆい時には使うようにしているが、ナゾネックスが効いているのでパタノールのように定期的にささなくても大丈夫そうだ。
4、まとめ
服薬は全身に効果がある。
点鼻薬は鼻にのみ効果がある。
というわけではない。
服薬が全身に効果というのはもちろんだが、点鼻薬も全身に効果があるようだ。
点鼻薬は体に吸収しにくく副作用が少ないと書かれているが、少ないというだけで、やはり全身に回るのだろう。
ザイザルを倍にするなど、服薬を増やすのもいいが、その場合眠気の副作用も強くなってしまうため、点鼻液を使って全身状態の改善を試みるのもよさそうだ。
すでに点鼻を使っているのにアレルギー症状が強い場合はやはり服薬を増やすしかなさそうだが・・・。
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