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子供同士のトラブル(ケンカ) 後編|物を壊したかもと言われた時の対応(失敗した体験談)

こちらは後編の記事 ⇒前編はこちら

今回、2人の男の子と女の子とトラブルになった長男。

うちの子が置いてあったスマホに物をぶつけて落としたせいで壊れたかもしれないと相手の親が言いに来た。

うちの子は家の中に入っていないので、スマホのことは知らないし、もちろんぶつかってもいないという。

弁償するかどうかの話になった。

子供一人一人に再度話を聞きに

やはり当日はみんな興奮していたし、ワーワー話に話をかぶせて話したり人の話にのっかたりして、信憑性が疑わしいので、もう一度それぞれの話を聞くことにした。
うちの子と話が食い違っていたので、ほんとのところを知りたかった。

まずは被害者のうちに電話したが子供がでかけていていなかったので、外から見ていたとい女の子のうちに電話をして話を聞いた。

女の子の話

まず、悪口は言っていなくて、「あっ、誰だっけ?ああ〇〇だ 」と言ったら、うちの子が「後で凹すぞ」といったという。
そういわれてどうしたの?と聞くと、
男の子たちが、「すれば~!」と挑発するようなことを言ったという。
昨日は言っていなかった話だ。

普通は何も悪口を言っていないのに凹すぞと言われたら、「すれば~」なんて挑発するようなことは言わない。
そのことを女の子にいって、ちょっとバカにするような感じの態度だったから怒ったんじゃない?と聞くとうなずいた。

やっぱりなんとなくうちの子をバカにしたのでうちの子が凹すぞと言ったようで、さらに挑発してきたようだ。

それで公園をぐるっと回って戻ってきたから逃げたという。
なんで逃げたの?なんかしてきたの?と聞くと、何もしてきてないけど、怖いから逃げたと。
女の子から見たら確かに怖かったかもしれない。

でも男の子たちはバカにして挑発までしてるので、おそらく追いかけさせて楽しんでいる。

そして物をひろって自分に投げてきたという。

そして男の子たちが家に逃げ込んだら追いかけて入ったという。
入ったところは見たの?入ってドアは閉まった?と聞くと、

入ったところは見ていない。
ドアをガシャガシャしているところとインターホンを何度も押していたところだけとのこと。

昨日は家の中に入ったところを見たと言っていたが、実際はドアをガシャガシャしてたのを見ただけで、入ったところはおろか、手を引っ張っているところも見ていなかった。

他の子たちが入ってきてと言ったから、ガシャガシャしたあと入ったと思い込んでそう話に乗っかったのだろう。

そのあとはうちの子が言ったとおり、まずはドアをガチャガチャしても出てこないか今度はインターホンを押しだして、上の窓が開いて上から何か叫んでいたという。

その内容は分からないと。

そして窓から消えたと思って少ししたら裏口から出てきて、それをまたうちの子が追いかけていたと。

やっぱり窓から見えなくなったあとに、もう一度ドアが開いて中に押し入ったというところは見ていないようだ。

長男の話と一致している。

女の子に、〇〇が隠れてるよって教えてあげた後にもう一度ドアが開いて入ったりしてるのは見てないの?と聞くと、裏口から出てきたところしか見ていないという。

客観的に見ていた女の子が家の中に入ったのは見ていなかったということが分かった。
3人とも家の中に入ったと証言していたのが崩れた。
やっぱり興奮して話している子供たちの証言はあてにならない。

A君のお母さんと話す前にB君の話も聞いておこうとB君の家に向かった。

A君のお母さんが豹変して攻撃的に

B君の家に話を聞きに行くと、A君のお母さんが来ていて二人で話していた。
B君のお母さんに、「トラブルがあったようで、みんなの意見が食い違っているので、もう一度一人一人に話を聞こうと思って 」と言うとB君のお母さんは、「今いないんですよ、呼びましょうか・・・ 」と言ったが、A君のお母さんがかみついてきた。

「今更子供たちに話を聞いたってちゃんと覚えてないですよ 」

なんだろうこれは。
こっちは悪くないかも知れないけど、敷地に入ったことは申し訳ないので一歩譲って保険で直すと言った。
なんか悪いことしてるのか?

子供が何もされてないのに暴力をふるったと言われたり、携帯を壊したと言われたのはやっぱり納得がいかないから、もう一度みんなの話を聞こうとしているだけ。

保険会社に申請するにあたっても、正しい状況説明が必要になる。
現場検証をしたりもう一度一人一人に話を聞くことはおかしいことではない。

よくよく考えると、朝Aくんちに電話をして「再起動の方法が分かって、それに保険会社に説明するのにもう一度詳しくお子さんの話を聞きたいので」と言った時も、「それを保険会社の人に申請するのに必要なんですか?」と非協力的な態度だった。
そして、今出かけていてと言い、何時に帰ってくるか分からないと言った。
帰ってきたら連絡くださいと言っても、なんか嫌そうで、遅いかもしれませんよと言っていた。

もう一度話を掘り下げたくない何かがあるのだろうか?

最初は下手に出て話をしていたが、相手が上から目線で話、しまいには「自分のお子さんのことばかり信じてますよね?自分の立場が分かってるんですか?」と言ってきたためついにこっちもブチ切れた。

「自分の子供がうちの子にたびたび悪口言ったりしてたの知らなかったのはそっちじゃないですか?自分ちの子のこと分かってませんよね?最初はスマホをうちの子が叩いて壊したと言ったのに、急に僕を叩いてきたからよけたら板が当たって落ちて壊れたとか言うことを変えて、不自然ですよ?話に信憑性がないからもう一度話を聞こうと思ってきたんです!」

こういうと、相手はさらに突っかかってきた。

「悪口を言ったとしたらそれはお互いさまじゃないですか?どっちが先に先に言ったとかは子供の話だから分からないし、関係ないって昨日も言いましたよね?それに初めから物を振り回してスマホが落ちたと言ってましたよ!」

嘘を言っている。
スマホを叩いて壊したと言ってきたと私に言ったのは母親だ。

スマホを叩いて壊したということに私は故意に叩いたのか?と驚いたくらいだから、聞き間違えるはずがない。
当たって落ちたとその子が言った時、その子のお母さんも、「叩いて壊したんじゃなくて落ちたの?」と聞き返していた気がする。

それに、うちは凹すぞとうちが暴言を吐いたことは認めているし、暴力をふるったことも分かったうえで、そちらは分かっていないですよねと言ったのに、開き直ってお互い様と言い出した。
お互い様はそうだけど、こちらが言うまで自分ちの子がそういうことをしていることに気が付いていなかったのはそちらですよねと言ったのが全く伝わっていない。

女の子に話を聞いたら、本当は中に入るところは見ていなくてガタガタしていたところしか見ていなかったと言ったから他の子の意見も聞いた方がいいかと思ってと言っても、

「いまさら聞いても子供はよく覚えていない。だいたい、敷地の中に入ったんだから・・・ 」

と話をそらして、自分ちの子が間違っているかも知れないからもう一度話をしてみようという気はさらさらない感じだ。

何かにつけて、
「私は子供のいうことだから分からないと言いましたよね?」
「敷地(門の中)に入った時点で疑われても仕方ないですよね? 」
と言い、話が進まない。

「はい、言ってました。それで敷地に入ったし、それは申し訳ないと思っているから壊したかは分からないけど弁償しようとしていて、だけど子供の言うことを信じないわけにはいかないし、弁償すると形的にうちが壊したということになって、今後Aくんたちに「〇〇がスマホ壊したんだぜ~ 」とか言われても子供がかわいそうなので、もう一度真相を確かめたくて話を聞きにきました」

と言っても、今更聞いても子供は覚えていないとか、門の中に入ったことを全く悪いと思ってないんですか?と話をそらしてきたりで、全く子供と話させてくれる気配がなく、最終的には、

「スマホのことはもういいです!敷地に入ったりしたことを反省してもらいたかっただけなので。謝罪してもらってないですよね?先に謝ったのはこちらだし。 」

と言ってきた。
スマホのことへの追及を断ち切ったのだ。

しかも昨日の話の中盤、敷地に入った話の時にまず丁寧に謝罪して子供にも謝らせた。
そのあとにスマホの話が長くなり、私は子供に何度も聞くが、A君のお母さんは子供に話を聞き直して問いただすこともなく、お互い意見が食い違ったままいつまでも話がつかないため、仕方がないからうちが弁償するとなって、そして帰り際にA君のお母さんがA君に謝らせたので、うちの子にも「もう一度謝りな」と言ってもう一度謝らせた。

先に平謝りしたのはうちだし、昨日は穏やかに話をしていたのでしっかり謝っている。

お金の問題じゃなく敷地に入ったことを反省してほしいと言ったが、昨日の感じだと、敷地に入ったことを謝罪したあとも全く帰ろうとする気配がなく、スマホが動かないんですが・・・とこちらが弁償すると言い出すまで待っている様子だった。

子供たちと話をさせたくないのはなぜだろう?
こっちが悪いと思っているのだったら、ちゃんと話をして真実を確かめて、しっかり弁償してもらえばいと思うのが普通ではないか?

いやでも何か後ろめたいことがあるのかと思ってしまう。

妹や母が言っていた通り、昨日の夜に子供から真実を聞かされて、自分ちの子に非があると分かったけれども、もう引くに引けなくて突っかかってきているのか・・・

それとも、口では子供のいうことなんてと言いながら、自分ちの子には全く非がないと思ってるから子供にもう一度話を聞くということに対して怒りを覚えたのか。
でも、自分ちの子が全く悪くないと思っているのなら、話をしっかりさせたうえで、きっちり弁償させればいいことで、「スマホはもう直さなくていいです!」などと言う必要はない。

それか実は子供を少し疑っていて、話をしたことでその嘘がばれて自分が嘘をつかれていたことでショックを受けることを恐れているから真相を確かめたくないのか・・・。

どういうつもりは分からないがものすごく気になる。

「『相手がイラッとするような話し方をしたかも知れないならやめなさい』と子供には昨日注意して、子供も泣いて反省してました!」

と自分ちはしっかり教育したというようなことを言った。

でも、私と話している限り、うちの子はケンカをしたりしない、暴力なんてしないと言っていて、詳細は見ていないから分からないと口ではいうものの、きっとうちの子は悪くないという話し方をしているし、泣くほど怒るというのは何をそんなに怒ったのだろう?

話し方を気を付けなさいと言われたくらいで泣くだろうか?
実はなにか新しい真実が分かって、そのことでこっ酷く怒ったんじゃないだろうか?

実はA君に非があるけど言えないから、「もうスマホはいいです!」と話を終結しようとしたんじゃないだろうか?

でももうスマホはいいと言われた以上、それ以上追及する必要はない。

きっと聞いてもお互い意見が食い違ったままになる可能性はあるし。

「じゃあスマホについては(真偽も確かめないし弁償もなしということだから)何が原因か分からないということでいいんですね? 」

と最後に念を押すと、「いいんですねじゃないでしょ!」とまだ突っかかってきた。

でもうちとしてはそこが重要だ。
うちが壊したと決めつけられては困る。
子供と詳しい話はさせないのにうちが悪いと決めつけることになるのはおかしい。

そして話の流れで最後にもう一度、「敷地に入ったのは本当に申し訳ありませんでした 」というと、「謝るのはお子さんですよね? 」と突っかかってきた。

子供は昨日も謝っていて、今日は親の私が再度謝ったというのに、子供が謝ってませんよね的な言い方をしてきた。

昨日のことなのに、謝罪したことを本当に覚えていないのか?
それとも悔し紛れに子供に当たったのか・・・。

どちらにしてもこれでもうこの件は終結した。

疑いをかけられた時に対応(学んだこと)

今回のことで、いくら相手がよさそうな方だなと思っても、賠償補償で無料で直せるなと思っても、こちらが弁償すると言ってしまうのはよくないことだと思った。

子供がやっていないと言っている以上、子供を信じるべきだ。

実際敷地の中に入ったことだけ謝って、スマホのことはもう一度子供に聞いてみますのでといったん持ち帰って話をすればよかった。

そしてやはりやっていないというのであれば、一人一人に話を聞きに行って、それから相手の家にその旨を説明して、話し合えばよかった。

相手がよさそうな人に見えたし、壊してないかもしれないけど庭には入ったことに非はあるからとりあえず弁償しておこうと思ったこちらの判断が甘かった。

妹や母の助言を受けたが、そういうことをすると子供が傷つくと言われた。

やってないのに弁償することで、相手の子供から「壊した壊した!」とまたいじられたりして弱い立場になる。

また、うまく人のせいにできたAくん自身も、本当は自分が壊したのに上手く人のせいにできたということで嘘が通ってしまい、教育上よくないんじゃないかという(自然現象ではなく、本当はA君がいじっててフリーズさせてしまっていた場合)。

次からは万が一加害者である可能性も考えてとりあえず弁償して円満に解決しようとするのはやめよう。

徹底的に調べることで自分ちの子が嘘をついているとなったとしても、はっきり分かるまでは非を認めないことにする。

いい勉強になった。