2014年の6月から小学3年生(8歳)の長男と幼稚園年中(5歳)の弟にスイミングを習わせた。
スイミングで教えてくれること、習ってみてよかったこと、習い始めるのにちょうどいいと思った時期などを紹介。
≪目次≫
1.スイミングで教えてくれる内容
2.習ってよかったこと
3.気をつけなきゃいけないこと
4.スイミングを習い始める時期
1.スイミングで教えてくれる内容
まず初めにどれくらい泳げるかのテストをして入る級が決まる。
●長男⇒⇒23級 立ち飛び込みからのスタート
●次男⇒⇒24級 顔付けからのスタート
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うちのスイミングの場合はこんな分け方。
≪25~23級≫
●25級 まずは水慣れ、水遊び。
●24級 顔を何秒つけるとか息を吐くとか。
●23級 もぐる、もぐって目を開ける練習。
≪22~20級≫
●22級 浮く、浮いたところから立つ、補助付き水中ジャンプ
●21級 水中ジャンプの連続
これがけっこう厳しくて、しっかり足を曲げて強く蹴って水面から飛び出す。
長男はすぐ合格したが、次男はなかなか合格せず。
体が小さい分、水につかっている部分が多いため、相当しっかり足を曲げて床を蹴らないと高くジャンプできない。
けれどこれがとても実用的で、ちょっと深めのところに入ってしまった時などに、地面を蹴って顔をだすことで息が吸えて酸素を確保できる。
小さい子なんかは特に、これができることで水を飲んでしまったりして慌てずにすむので安心だ。
●20級 蹴伸び
ここまで来てやっと泳ぎに近いことをする。
蹴伸びです~っと水面に浮く練習をする。
≪19~16級≫
この辺よく分からないが、クロールでもいろんな段階に分かれている様子。
●19級 クロールキック(板なし・呼吸なし)
●18級 クロールキック(板あり・呼吸あり)
●17級 クロールキック(板なし・呼吸なし)
●16級 クロール呼吸 (横向き呼吸)
≪15級~13級≫
ここもクロールで距離と形をしっかり作って行く様子。
●15級 片手クロールスイム(10m)
●14級 クロールスイム(13m) ←2年半でここ(年中でスタート)
●13級 クロールスイムのレベルアップ(25m)
≪12級~10級≫
●12級 背泳ぎキック(25m)
●11級 背泳ぎスイム(25m)
●10級 背泳ぎスイムのレベルアップ(25m×2)
≪9級~6級≫
●9級 平泳ぎキック(25m)
●8級 平泳ぎスイム(25m)
●7級 平泳ぎスイムのレベルアップ(25m×2) ←2年半でここ(小3でスタート)
●6級 クロール・背泳ぎ・平泳ぎ(各50m)
現在6級の練習をしているのでまだこの先は分からない。
2.習ってみてよかったこと
もともと
●長男(小3):バタ足もほとんどできず5m進むのも微妙。
●次男(年中):水を怖がらずもぐれるけどすぐ顔をあげて水をぬぐう。
習ってすぐの夏はまだ始めたばかりだったため、学校でのプールも下の方(Dクラス)のグループでやっていたが、翌年は25m泳げたので一番上のAクラスでの練習となった。
けっこう泳げる子と泳げない子の差が激しいので、泳げる側に行けることで自分はできるんだという自信がつく様子。
習い始めた翌年、初めて海に行ったが、5回溺れかけたと小学4年生の長男本人が言った。
おぼれかけてと言っても、ものすごく溺れたわけではないだろうけれど、潜って夢中で海の中の生き物を探しているうちに深い方に行ってしまい足がつかなくなった様子。
「溺れかけたけど水中ジャンプをして息できた!」
「深いところからクロールで戻ってこれたよ!」
と言っていた。
私は一緒に行っていなかったが危険だったようだ。
男の子で生き物が好きなので、浮き輪を使ってプカプカ浮かんで遊ぶとかではなく、潜って生き物を探しているのでいつのまにか深い方に行っていて、ジャンプしないと顔が出なかったりする。
浮き輪も持っていないので自分で顔を出せないと危険。
スイミングの水中ジャンプが役に立った。
弟は習い始めて2カ月後に行ったプールですぐに潜水やらでんぐり返しやらをして楽しめていた。
すごく水に慣れたようだ。
≪1年2か月後≫
長男:23級⇒15級(片手クロールスイム)合格
次男:24級⇒20級(蹴伸び)合格
やはり長男の方が進みが早い。
運動神経は次男の方が明らかによいが、水泳に関してはやはり水の深さと身長などの関係もあり、幼児だと不利なようだ。
≪2年半後(追記)≫
長男:23級⇒7級(平泳ぎスイムのレベルアップ(25m×2))合格
次男:24級⇒14級(クロールスイム(13m))合格
3.気をつけなきゃいけないこと
習い始めて約1年後、年長さんの次男の場合、水に慣れ自信が付きすぎて全く水を怖がらないし警戒をしない。
プールの深い位置を潜水で泳いだりする。
そのため、プールに行っても顔がぎりぎり出る程度のとこでも一人でどんどん進んで行ってしまうため危険だ。
また、大きな浮き具の下に入ってしまったりする可能性があり、そんな時はパニックになると思われる。
そばについてはいたが、実際足先がギリギリつくプールで浮き輪から離れて遊んだりしてしまい、浮力で斜めになってしまった時に足が付かずに溺れていて救出した。
小4の長男でも、魚を追って海で泳いで深い方に行ってしまい、いざ立とうと思うと足がつかず焦ったようだ。
中途半端に水慣れすると怖い。
4.スイミングを習い始める時期
3年生で始めた長男は、スイミングに行くと結構知ってる子が多くいた。
泳げない子は赤帽子から始めるが、最初の方の級には大きい小学生はほとんんどいなく、小さい子ばかりなのでちょっと恥ずかしそうだった。
しばらくして級が上がって行っても、同じ学年の子から「まだ黄色帽子かよ」とバカにされたりするらしい。
友達の目を気にする場合は、スイミングスクール的には小学三年生からではちょっと遅い感じがした。
ただ、3年生くらいから入ると、毎月末にあるテストの合格率も高く、どんどん進級していく。
現在年長の弟は今でも落ちていて、一つ級を進むのにけっこう時間がかかる。
幼稚園から始めても早く昇級する子もいるかも知れないが、うちの子を見た感じでは、幼児だとなかなか昇級しないので早く始めても月謝がもったいない気がする。
『小学1、2年生くらいから始めるのがちょうどいい』
のかなと感じた。
それでも幼稚園から習っている子もけっこういて、スイミングで会う。
水に慣れたり、体力をつけるためにベビースイミングや幼児でのスイミングをするのはいいが、上達しようと思ったら小学生からの方が飲みこみが早く、効率よく習得できると思われる。
スイミングを習っていない子は5年生でも授業でのプールの時間に泳げずに夏休み補習になっている子もいるという。
スイミングは習っておいた方が、学校でも恥ずかしい思いをせずにすむし、大きくなって海などに行くようになってからも不安が減るのでいいように思う。