東京海上日動、オリックス生命、アフラックを合わせたプラン
前回、生命保険と医療保険の選び方(生命保険・医療保険の種類と選び方|ファイナンシャルプランナーから教わった保険の見直し)
について紹介しました。
こちらでは、実際にファイナンシャルプランナーが立ててくれた実際のプラン、保険会社の選び方いついて紹介します。
≪目次≫
1、保険会社の選び方
2、実際の保険プラン(夫、妻)
3、まとめ
1、保険会社の選び方
ファイナンシャルプランナーの方曰く、もらえる保険料の良し悪しだけで内容を判断してはいけないと。
保険は終身など長いスパンで入るもの。
いざ保険金をもらうという時に倒産していてはなんにもなりません。
倒産しても引き継ぐという形になるとは思いますが、契約内容が多少変わることもあります。
入り直すとなると、その時の年齢が適応されるため、保険料が高くなってしまいます。
保険は特約特約と付けて一つの保険を契約するよりも、いくつもの保険に分けて入った方がいいと言われました。
また、安心できる会社がいいですが、値段との兼ね合いもあるので、保障内容により入る保険会社を決めます。
メインとなる保険は特に安心できる保険会社を選びます。
≪いくつか分けて入る利点≫
●掛け捨てと積立を上手く組み合わせることで子供が学生の時期だけ補償を手厚くしたり、お葬式代を確保したりなど調整できる。
●子供が増えた時に、入り直したりせずにすみ、調整しやすい。
●特約だらけの保険と違い、なんの時にいくらおりるかなど補償の内容が分かりやすい。
●保険会社も分けることで倒産した時のダメージを減らせる。
2、実際の保険プラン
まず、うちの場合は予算の関係上、最低限の支払いで済むように組んだことをご了承ください。
また、すべて金額が上がらないタイプです。
加入時の年齢がそのまま引き継がれるので、早ければ早いほど保険料は安いです。
その分払う期間は長いですけどね。
子供二人が大きくなっても対応できるように考えたプランです。
もう一人生まれるならまた追加するという話でした。
夫(36歳)、妻(32歳)、長男(4歳)、次男(1歳)で検討
1)夫(36歳) :4つ
合計:20,856円≪内訳≫ 掛け捨て:10,494 積立:10,362円 |
①生命保険(東京海上日動あんしん生命株式会社)
⇒収入保障・掛け捨て
●家計保障定期保険(定額型)(3大疾病保険料払い込み免除特則付加)・保障内容:基準給付金月額 14万円 ・保険期間:65歳まで ・払込期間:65歳まで ・払込保険料:6384円 |
まずは一番軸となる保険がこちら。
死亡した場合や高度障害の状態になった時に、65歳までの間、毎月定められた額が支払われるという物。
一度に数千万円というのではなく、給料を基準に毎月いくらという形にしました。
定年するのが65歳なので、65歳までの期間付きで設定。
最低限の期間にすることで保険料を抑えました。
また、給料と同額というのは支払額が高すぎ負担が大きすぎるため、給料よりかは少なめに設定。
遺族年金もプラスされるため、給料と同額でなくてもいいという判断だったような。
この形にすることで、死亡時期が遅くなるにつれもらえる総額が減るため、全期間一律数千万円という決め方よりも毎月の払込額が抑えられます。
3大疾病保険料払い込み免除特則付加により、3大疾病になった場合は支払い免除となります。
こちらは所定の状態にならなければもらえないので、掛け捨てになります。
②生命保険(東京海上日動あんしん生命株式会社)
⇒お葬式代・積立
●長生き支援終身(3大疾病保険料払い込み免除特則付加)・保障内容:死亡・高度障害・介護保険金額 250万円 ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:65歳まで ・払込保険料:6142円 |
こちらはお葬式代と考え、FPの提案により250万円に決定。
終身保険なので必ずもらえる形で積み立てに当たります。
80歳、85歳、90歳で健康祝金ももらえます。
③医療保険(オリックス生命保険株式会社)
⇒医療保障・掛け捨て
●無配当医療保険(七大生活習慣病入院給付金特則適用)・保障内容:入院日額 1万・手術給付金20万まで・先進医療給付金1千万まで ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:終身(一生) ・払込保険料:4110円 |
病気やけがなどに対する補償です。
通院は含まず入院からです。
入院は1入院あたり60日が限度(ただし7大生活習慣病の場合は120日)。
この先どんな病気にかかるか分かりません。
きちんとした治療を受けるためにも医療保障は必要です。
④三大疾病保障(アフラック)
⇒三大疾病へ保険・積立
●三大疾病保障プラン(三大疾病保障終身保険)・保障内容:三大疾病200万、死亡保険金200万、高度障害保険金200万 ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:終身(一生) ・払込保険料:4220円 |
こちらはガン保険の代わりに加入しました。
三大疾病とはガン、急性心筋梗塞、脳梗塞です。
入院日数などに応じてもらえる医療保障に加え、病気してすぐのお金の心配がないよう、最初にまとまって200万円入るこちらも加入。
保険は支払ってから請求するので、まずは手元に入るお金があるとありがたいです。
治療費としてもですが、家族の当面の生活にも安心です。
癌保険だけでもいいですが、主人のお父さんが高血圧だったりしたのでガン以外も保障するこちらにしました。
今は脳梗塞や心筋梗塞も多いので。
1)妻(32歳) :6つ
合計:31,962円≪内訳≫ 掛け捨て:5,125円 積立:5,400円 学資保険代わり積立:21,427円 |
①定期保険(オリックス生命株式会社)
⇒収入保障・掛け捨て
●無配当解約割戻金抑制型定期保険・保障内容:500万円 ・保険期間:15年間 ・払込期間:15年間 ・払込保険料:850円 |
子供が小さい間(下の子が高校生になるまで)の間だけかけた定期保険です。
父親に何かあったらそれこそ収入的にも問題ですが、母親に何かあった場合も、子供が小さい間は保育所だったり、ベビーシッターだったり何かとお金がかかります。
妻に収入があったのならそれもなくなるため家計が厳しくなります。
そのため主人よりは少ないですが入りました。
ただ、期間を長くすると高額になるため、期間を最低限(中学生いっぱいまで)にしました。
また、掛け捨てにすることで850円という安さに抑えました。
②生命保険(東京海上日動あんしん生命株式会社)
⇒お葬式代・積立
●長生き支援終身(3大疾病保険料払い込み免除特則付加)・保障内容:死亡・高度障害・介護保険金額 250万円 ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:62歳まで ・払込保険料:5400円 |
こちらは主人と同様の保険です。
お葬式代と考え、FPの提案により250万円に決定。
終身保険なので必ずもらえる形で積み立てに当たります。
80歳、85歳、90歳で健康祝金ももらえます。
主人より若いので保険料が若干安いです。
③医療保険(オリックス生命保険株式会社)
⇒医療保障・掛け捨て
●無配当医療保険(女性入院特約)・保障内容:入院日額5千円・女性特有の疾病での入院日額5千円・手術給付金10万まで・先進医療給付金1千万まで ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:終身(一生) ・払込保険料:2075円 |
病気やけがなどに対する補償です。
通院は含まず入院からです。
入院は1入院あたり60日が限度(ただし7大生活習慣病の場合は120日)。
主人の医療保障と基本同じですが入院保障と手術給付金が半額です。
その分保険金も半額くらいです。
私は女性入院特約を付けています。
そのため、女性特有での疾患での入院の場合は入院日額5千円にさらに5千円プラスされ、主人と同じ1万円になります。
また、ガン保険も別に入ったため、こちらは主人よりも安めにしました。
④ガン保険(オリックス生命株式会社)
⇒癌への補償・掛け捨て
●無配当解約割戻金抑制型定期保険・保障内容:癌入院給付金50万円・初回診断一時金100万円・入院給付金1万円・ガン手術給付金20万円まで・ガン退院一時金10万円 ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:終身(一生) ・払込保険料:2200円 |
癌になった際の備えとして入りました。
一時金として100万円もらえる他に、入院では無制限で一日あたり1万円もらえます。
医療保険の方でも5千円もらえるので、ガンで入院した場合は15000円もらうことになります。
さらに医療保険は女性疾病特約があるので、女性特有のガンでの入院の場合は合わせて2万円もらえることになります。
⑤生命保険(東京海上日動あんしん生命株式会社)
⇒学資保険代わり・積立
●長割り終身・保障内容:死亡・高度障害 320万円 ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:45歳まで ・払込保険料:11260円 |
長男の学資保険代わりにこちらに入りました。
払込額と解約返戻金額とを比較すると、長男が高校生になる時に解約した場合でも、返戻額は払込額よりも少し高いくらいになっており、高校生以降に解約すれば、いつ解約しても損しないようになっています。
就学資金が別に用意できれば解約せずそのまま入っていればいいです。
そうすれば死ぬまで入っていられる生命保険として使えます。
生命保険のため、払込途中で死亡した場合は、予定の320万円がもらえるので、そちらを子供の就学資金に使えます。
⑥生命保険(東京海上日動あんしん生命株式会社)
⇒学資保険代わり・積立
●長割り終身・保障内容:死亡・高度障害 350万円 ・保険期間:終身(一生) ・払込期間:48歳まで ・払込保険料:10167円 |
次男の学資保険代わりにこちらに入りました。
長男と同様です。
払込額と解約返戻金額とを比較すると、次男が高校生になる時に解約した場合でも、返戻額は払込額よりも少し高いくらいになっており、高校生以降に解約すれば、いつ解約しても損しないようになっています。
就学資金が別に用意できれば解約せずそのまま入っていればいいです。
そうすれば死ぬまで入っていられる生命保険として使えます。
生命保険のため、払込途中で死亡した場合は、予定の350万円がもらえるので、そちらを子供の就学資金に使えます。
子供が増える様ならこの保険を増やして対応する感じです。
3、まとめ
このような感じでいくつもの保険を組み合わせて必要な分の補償を確保するようなプランを立ててくれました。
初めにも書きましたが、このように分散させることで子供が増えた際など調整がしやすいと言います。
また、どこかが倒産しても、どこかが残るような形ですべてを一度になくすようなことがありません。
分かりにくい特約などを省き、余分な物をそぎ落として最低額に抑えることができます。
特約の名前って難しくてよく分からないものもありますからね。
自分でいくつもの保険会社の資料請求をしてもいいと思います。
でも、最終的に細かく調整するのはやはりプロでないと難しいと思います。
ファイナンシャルプランナーに一度頼んで見直してみてはどうでしょうか?
近所の無料相談所へ行くのもよし。
でもネットでの申し込みなら家に来てくれます。
だいたい保険を見直そうと思った時は小さい子がいる時なので、家に来てもらえるのはありがたいですよね。
保険見直し無料相談をやっているところはいくつもあります。
どこがいいのかは分かりませんがいくつか載せておきます。
年末調整の時期になると、生命保険料控除用の紙が送られてきます。
戻るはずのものが戻らないのはもったいないので、申請を忘れないでくださいね。
でも最近になってちょっと支払いがきつくなってきました。
パートである私の収入が激減したからです。
資格を持っているので安心していたのですが、資格を持った人が増えすぎて時給の相場が半額以下になってしまいました。
パート切りに合い、職場が変わるたびに収入が減りました。
もし保険を減らすとなった場合、分けているのでどれかを減らすということができるので、入り直さなくていいのでよさそうです。
どれも重要なので減らしたくはないですが・・・。
でもできるだけ最初に計算して、無理ない額で設定するのがいいですね。
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実際に十二指腸潰瘍になり請求することとなりました。
県民共済とかんぽ生命は元から入っていたもので、県民共済は保険料が安く、かんぽ生命は親が入れてくれて払い終わっていた物なので、保険の見直し後もそのまま残していました。
⇒県民共済・オリックス生命・かんぽ生命|医療保険の入院給付金請求の流れ