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点鼻薬の使い過ぎはアレルギー性鼻炎を悪化させる|ナシビンに注意 体験談

点鼻薬の長期使用による副作用は?

私は子供のころからアレルギー性鼻炎で、ずっと耳鼻科通いをさせられていた。

当たり前のように点鼻薬を使っていたが、大人になって評判のいい耳鼻科に変えて驚きの言葉を言われた。

『これはもうナシビンによる鼻炎だね。』

『治療してみて治らないようなら焼くようだね。』

と。

これは耳鼻科の薬であるナシビンだけでなく、一時的に鼻の通りをよくする市販の薬も同じことが言える。

≪目次≫

1、耳鼻科通いの経歴

2、耳鼻科を変えてみて

3、治療(ナシビンを使わない治療)

4、現在(飲み薬だけでコントロール)

1、耳鼻科通いの経歴

幼児の頃からハウスダストなどのアレルギー性鼻炎があった。

母に連れられ耳鼻科に行っては鼻に何かを指して、霧状の薬を数分吸い込んでいた。
そして、すぐに詰まりを解消させる薬(ナシビンなど)と、治療薬にあたるアルデシンをもらって帰っていた。

供の頃はおそらく両方きちんと使っていたと思う。

でも自分で管理するようになってからは、面倒くさくてほとんどナシビンしか使っていなかった。

20代の時なんかはナシビンしかもらった記憶がない。

飲み薬なんかは出されたことがない。

そこの耳鼻科では、診察しなくても薬だけもらうことができた。

そのため、何も言われることなくナシビンだけを一度に2本とかもらっていた。

使い過ぎはよくないというので一日3回くらいにしてはいたが、31歳で違う病院に行くまで25年以上使い続けたことになる。

2、耳鼻科を変えてみて

耳鼻科に通い続けて20数年。

だんだん鼻つまりがひどくなり、寝る前にナシビンを使わないと寝るのが苦しかった。

そのため鼻がつまっていても夕方は我慢して、寝る間際にナシビンを使うようにしていた。

そしてある時、評判がいいという耳鼻科の噂を聞いて行ってみた。

そこの先生はものすごく怖い先生で毒舌がすごかった。

「薬による鼻炎だね。そんなに使い過ぎちゃダメでしょ!なんでそこの先生もそんな薬の出し方するかねえ。今日からはもう使わないでね。治療してダメなら焼くようだね。」

もともとはアレルギーによる鼻炎が、ナシビンの使い過ぎにより薬による鼻炎へと悪化していたのだ。

『即効性のある薬を使えば使うほど悪くなる』

と言われた。

3、治療(ナシビンを使わない治療)

●アレグラ(飲み薬)

●フルナーゼ(点鼻薬)

この二つから始まった。

アレグラはアレルギーを抑える薬。

フルナーゼもアレルギーへの薬。

詰まった鼻づまりををすぐに改善する効力はない。

完全にナシビンを使うなと言われた。

ナシビンが使えないなんて地獄だ。

しばらくは苦しくて苦しくて寝るのがつらかった。

口で息ができるので息ができないわけではないが、鼻がつまりっぱなしは本当に苦痛。

途中で、

●アレジオン

●ミリカレット点鼻薬

に変わったりその辺は薬の強さを調整していたようだが、即効性のない薬であることには変わらない。

よくなってきたかなと思っても風邪をひけばまた悪化。

それを繰り返してながら治療していった。

4、現在(飲み薬だけでコントロール可能に)

期間は忘れてしまったが、しばらくすると、鼻づまりがよくなってきた。

鼻づまりがよくなってからは薬を全く使わないまでになった。

もちろんホコリがすごいとこに行ったりすれば鼻水がひどくなったが。

現在は鼻ではなく目が一年中かゆいので一年中ザイザルというアレルギーの内服薬を使用中。

これを飲んでるおかげもあるのか点鼻薬は全く使用しないでも鼻で息をすることが可能。

片鼻がやや詰まり気味となることはあるが、一時的なものだったりで以前に比べたら雲泥の差。

アレルギーの内服薬は内科でもらっているが、内服薬はそんなに強くないので一年中飲み続けても問題ないとのこと。

その内科の先生も飲み続けているとのこと。

とりあえず現在は点鼻薬は全く使用しなくても大丈夫になったのでコントロールは上手くいっているようだ。

ナシビンを使っていた時よりずっと楽だ。

経験してみて分かったこと。

即効性のある点鼻薬の長期使用はやめた方がいい!

長期に出している耳鼻科だったら変えた方がいい!!

即効性のある点鼻薬のせいで鼻炎になっている場合、そのままよくなっていくことはない。

むしろ悪化していくばかりだ。

そこからの離脱は、内服薬と点鼻薬の調整でしっかり調整しないと難しいので、きちんとした耳鼻科に行くことをお勧めする。

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