出血性十二指腸潰瘍で入院|症状はめまい、吐き気、黒い便(下血)、嘔吐(吐血)

12月1日の夜、40代前半の夫が急にめまいで立てなくなった。

顔が真っ白で冷や汗が出ている。

黒っぽい便(下痢)と黒い嘔吐物。

病院へ行くと出血性十二指腸潰瘍とのこと。

即入院だった。

≪目次≫

1.実際の十二指腸潰瘍の症状

2.救急病院へ(検査・当日の流れ)

3.医者からの説明

4.入院中の経過

5.退院後の流れ

6.8日間入院でかかった費用

7.まとめ

8.その後の通院(追記)

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1.実際の十二指腸潰瘍の症状

 

1年前に受けた町の胃がん検診と1か月前に受けた町の胃がん検診の二回に、「十二指腸球部変形がみられるので、1年後の検診をすすめる」と書かれていた。

十二指腸球部変形の所見がみられるというのは現在十二指腸潰瘍にかかっているか過去に十二指腸潰瘍になってその跡があるということらしい。

検診の時は痛みや違和感はなかった様子。

入院となる1、2週間前に空腹時の胃の痛みのようなものと気持ち悪さを訴えていた。

以前もそういうことがあり、その時は胃酸過多との診断だったため、今回は家にあったパンシロン(胃腸薬)で様子を見ていたところ、少ししたら治ったと言っていた。

そして4日前あたりから黒い便が出ていた。
本人は、この黒い便の原因は血便だと認識していたようだ。
これは私には内緒にしていたので知らなかった。

前日。
今思えばいつもより疲れている感じはあった。
仕事で疲れているのかと思っていたが、だるいと言っていたので、この時から貧血ぎみだったのかも知れない。
仕事が休みだったのでコンビニで焼肉弁当を買って食べていた。

そして当日。
午前中は子供のマラソン大会に行っていた。
帰りはコンビニで大盛りナポリタンを買って食べた。

そして少しするとくらくらすると言っていって血圧を測るが正常値。
いつも高めだが、ちょうどいい感じだった。
そしてよく昼寝していた。

入浴後、だるくて休んでいたが夕食の時間になったため髪を乾かしにドレッサーへ、

その後ダイニングテーブルに来るはずが、めまいが強く床に座り込んでしまい立てなくなった。

クラッとめまいがしたと思ったら、ドーンとした感じで体に力が入らないとのこと。

顔が青白い状態で冷や汗をかいている。

すぐに血圧を測ると、70/43

その後もよおしたため這ってトイレいくと、真っ黒な下痢が。

すぐに吐き気が来てそのまま嘔吐。

真っ黒だった。

あとから聞いた先生からの話によると、上は吐血、下は下血だったらしい。

すぐに救急へ電話。

電話しながら血圧を測ると、上が112に上がっていて立てるようだったので車ですぐ近くの総合病院まで行った。

普通にガッツリとした食事をしているくらいなので、当日の夜に急に力が入らなくなるまではお腹にひどい不快感はなかった様子。

また、気持ち悪さだけで痛みは全くなかったとのこと。

本人は、お風呂でのぼせたのかと思ったようだが違かったようだ。

お風呂で体が温まったことで出血がひどくなって急激に貧血状態になったのかも知れない。

 

 

2.救急病院へ(検査・当日の流れ)

 

19:15 めまい・冷や汗・下血・吐血・血圧70/43

19:30 車で病院に到着。

受付まで歩いて行ったが、すぐに車椅子に乗せられ処置室へ。
そこで点滴やら心電図やらをしたとのこと。

20:00 胃カメラの部屋へ移動。

ストレッチャーに乗って点滴をしたままの移動。
まずは喉に苦い麻酔のスプレーをしたとのこと。
その後胃カメラで胃と十二指腸検査。

そこで十二指腸潰瘍が見つかった。
出血がひどいため、その場で内視鏡での手術をしたとのこと。

検査の時点でオエオエ聞こえてきたが、「ちょっときついところなので眠るお薬しますね」という声が聞こえてきた。

さらにきついので眠るように麻酔を使ったようだ。
でもその後もオエツがすごかった。

あとから旦那に聞いた話だと相当つらかったとのこと。

20:50 終了し、半分眠った状態でストレッチャーーのまま集中治療室へ運ばれた。

心電図、血圧計、点滴が常についた状態での要観察状態。

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3.医者からの説明

 

「十二指腸球部変形」という検診の結果通り。

十二指腸に入ってすぐのところにちょっと深めの潰瘍があってそこから出血。

十二指腸潰瘍と言うのは、一回出血が止まっているようにみえても何かしら処置をしないと、24時間以内にだいたいまた出血して後悔している・・という結果が出ているので、ボスミンという血管を閉める薬を注射して、内視鏡で焼いて(手術をして)終わりにしてあるとのこと。

潰瘍点が真っ白になってハクタイがつくって言う言い方をするんですが、黒っぽかったり赤かったりする潰瘍の部分が白くなると退院できるということになるんですが、そうなるのに1週間くらいかかることが多い。

24時間以内が再出血が多いので、また出血したらまたやらなきゃいけない。

 

≪生命の危機があるのか怖くなったので質問してみた≫

私:そんな危ないとかそういう感じではいうわけではないんですよね?

先生:え~それはなんとも。今大丈夫に見えても急にどんどん出血してくることもあるので、大丈夫とは言わないようにしてるんです。

私:じゃあ危ない状態になることも・・・?

先生 :いやそういうわけじゃなくて、今どうのとかいうんじゃなく、出血が続いちゃうと危くなるということではっきり言わないことにしてる。後になって止まらなかったということもあるので。

今すぐ危ないとかそういう感じではないようだ。

出血が一回で止まるかは分からないのでそれについては大丈夫かはっきりは言えないということらしい。
そして出血するようならまた処置をするというのを繰り返すことになる様子。

 

明日もう一度胃カメラをしてきちんと出血が止まっているか検査する。

1週間かからないくらいで退院できる。

退院すれば内服薬を飲みながらすぐに仕事には行ける。

 

4.入院中の経過

≪1日目(12/1)≫

夜間救急で入り、内視鏡手術中にうとうとする薬を使ったため、一言会話をしたもののそのまま就寝。

血圧計やら心電図やらをつけたままでHCUというナースステーションの横の集中治療室へ。

点滴もしている。

夜中目が覚めて眠れなくなったとは言っていた。

~・~・~・~・~・~・~・~・~

真っ赤な血ではないが、血圧が下がるほどの出血量だったようだ。

黒い便が出たら、どこかが傷ついていてどこかから出血しているということだ。

その傷からいつ大出血が起きてもおかしくないということ。

ガッツリ食べていたことも、傷ついた腸をさらに傷つけて悪化させていたのかもしれない。

黒い便が出たら早めに受診した方がいいようだ。

 

≪2日目(12/2)≫

朝の便2~3回、赤い血がまじっていたとのことで、上の方での出血なのに赤い血が出ているとうことはまだ出血しているかもと看護士から言われた。

午前中は水分も禁止。

昼頃に予約の患者さんの間に胃カメラをしてくれるとのことで11時半頃に急に呼ばれて胃カメラへ。

出血がないかの確認の検査で、出血があったらまた処置をするが、なければ5~10分くらいで終わると言われいた。

15分くらいで部屋に戻ってきた。

特に出血はなさそうとのことで処置はしなかったが、残っている血なのかまだ下血があったようなのでしばらく安静でこのまま様子見とのこと。

でも検査後からは、少量ずつ水かお茶かスポーツドリンクなら飲んでいいことになった。

食事はなし。

一日ベッド上安静で、点滴とモニター付きのまま。

トイレへは車椅子を使い、看護士さんの付き添いで。

午後の検査のあとは夜まで下血はなかった。

もうしっかり止まっているのかもしれない。

~・~・~・~・~・~・~・~・~

赤い血が朝になって出たようだが、それが昨日立てなくなった時に大量に出血した分の血なのかも知れない。

 

≪3日目(12/3)≫

午前中までは昨日と同様に点滴、心電図、血圧計を付けて、トイレには看護士と。

けれど午後からは点滴と心電図だけになり、もうふらつきもなさそうなのでトイレも一人で行っていいことに。

でもまだ食事は取れずベッド上安静。

明日の朝採血をして、傷口からの出血がないことが確認できれば流動食から始めるとのこと。

腕の位置により点滴の針の刺さっている場所が痛くてつらい様子。

~・~・~・~・~・~・~・~・~

早く食事がとれるようになって点滴が外れるといいな。

でも、点滴しているとお腹が空かないらしい。。
胃が空腹でも、栄養が足りてると空腹感はないようだ。

 

≪4日目(12/4)≫

朝採血をして貧血の値を検査。

最初より数値的には悪化していたものの、2日目まで下血していた分だから大丈夫だろうとのこと。

昼から流動食開始。

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全く粒のないドロドロのごはんとカボチャのポタージュとヨーグルトとリンゴジュース。

夕飯も流動食。

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ドロドロごはんと味噌汁など。

午後からは心電図モニターも外れて点滴だけになった。

胃酸分泌を強力に抑える「パリエット錠」という飲み薬を飲む様子。

明日から5日分出ている。

今までは点滴で入れていた物を飲み薬に変える様子。

順調にいけば火曜日(7日目)には退院できると言われたとのこと。

でもその後は二週間に一回は外来で受診する必要があるとのこと。

まだお風呂などは入れず、トイレ以外はベッド上。

 

≪5日目(12/5)≫

今日から点滴は栄養を入れる補液飲みになったので、点滴が1種類になったためか、機械でコントロールするタイプの点滴ではなくなった。
そのため、トイレに行ったりするときもわざわざコンセントを抜いたりせずに運んで行けるので楽。
点滴もずっとではなく、1日1本(6時間)だけ。

その代わりに胃酸分泌を抑える飲み薬を食後に服用。

朝便が二回でたが、一回はゆるめ、二回目は液状でまだ少し黒い。

まだシャワーは浴びられず。

食事はご飯は三分がゆで、おかずは刻み食に。

ちょっと味見させてもらったが、味噌汁の味が濃い!
病院食なのにこんなに濃くて大丈夫なのか?
他のおかずは病院食っぽく薄かった。

朝:野菜系と卵
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昼:肉のそぼろあり

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≪6日目(12/6)≫

便に血が混じらなくなり通常の色に。
特に何も言われていないが、フロアー内を歩いたりしている。

ご飯は5分がゆに。


12.6 朝 ごはん 12.6 朝


12.6 昼


12.6 夜

 

≪7日目(12/7)≫

ごはんの量もだいぶ増えたので今日からは点滴はなし。
ごはんがおかゆなだけでおかずはほぼ普通。
昼はうどんがでた。
12.7 昼

明日退院と決まった。
入院二日目の胃カメラ検査の時にピロリ菌検査用のサンプルを取っていたようで結果を言われた。
ピロリ菌はいなかったとのこと。

初日の医者は退院したらすぐ仕事して大丈夫と言ったが、その後引き継いだ医者は退院後もできれば1~2週間は力仕事などはしない方がいいと言った。

≪8日目(12/8)≫

無事退院。
退院時間は10時からと言われたので10時に。
でもこの時間は駐車場がものすごく混んでいてだいぶ待った。
11時半頃に帰る時は空いていた。
10時はやめた方がよさそうだ。
入退院手続き窓口も、夕方行った時は空いていたのに、この時間は混んでいた。

退院手続き後、総合窓口で保険請求用の診断書をお願いした。
費用は5400円。
できあがるのは10日~2週間後とのこと・。

朝食はやはりおかゆでおかずは昨日と同じ感じ。

 

5.退院後の流れ・注意事項

退院したら1週間後くらいに受診。
退院後最初の受診の曜日は木曜日の午後と決まっているので、来週か再来週の木曜日にとのこと。
予約制なので日にちと時間が指定された。
血液検査をするとのこと。

以後1か月置きに受診と言われたが、いつまでかは分からない様子。

食事は常食に戻して行っていいが、脂っこい物や辛い物、コーヒー、紅茶など刺激が強い物はダメとのこと。

 

6.入院でかかった費用

 

約1週間の十二指腸潰瘍の入院費は、

128,630円
(このうち内視鏡的止血術代64690円)

厳密には8日間。

もらえる保険料金を考えると、思ったよりは安かった。

県民共済(保険料2000円コース)、オリックス生命(保険料4110円)、かんぽ生命(積立型の特約分で保険料1998円)に加入していて、今回もらえる保険料は、

459,400円

と思われる。

ふだんの保険料も高いが、これだけでれば私(妻)がパートを休んだ分などを考えてもだいぶプラスだ♪

 

7.まとめ

 

「異常を感じたら病院に行くべき!」

一番思ったのはこれだ。

今回だって数週間前の空腹時の胃の痛みの時に行っていれば入院にはならなかったはず。

最悪、4日前の血便が出ていた時点で受診していれば血圧が急降下することはなかったはず。

さらに、病院に行かなかったとしても、胃がおかしいと思った時点で食生活を改めていたら悪化せず自然に治っていたかも。

旦那も力が入らなくなったことがそうとう怖かったようで今度からはすぐ病院に行くと言っていた。

誰もいない時に吐血・下血していて、もし気を失っていたら失血死していたかもしれない。

異常を感じたら病院に行くべきだ。

余裕があるうちなら病院も選べる。

今回行った救急病院は口からの内視鏡ですごくつらかった(下手なのか普通なのかは分からないが)。

でも鼻からで上手い先生だとほんとにつらくない様子。

私の母が受けたとこでは、診察の合間に先生がぱっと来て鼻から内視鏡を入れたが、いつの間にかに入ってあっという間に終わって去って行ったと言っていた。

入院設備のあるような大きな病院じゃなくても、消化器内科のあるクリニックなどでも受けられる。

余裕のあるうちに、評判のいい病院やクリニックで検査してもらう方が、内視鏡の負担もなくていいと思う。

 

 

8.その後の通院(追記)

 

≪12/17(木)≫

予定通り退院一週間で検査のための受診へ。
採血をしたところまだ貧血があるとのこと。

血色素量
入院時:8.8 g/dl
今回:10.7 g/dl

以前よりはよくはなっているがまだ低い。
男性は14くらいないと正常とはいえないとのこと。

食事はまだお腹に負担のかからないものでとのこと。
次回の受診は1カ月後の1月14日(木)

≪1/14(木)≫

予定通り受診。
まだ少し貧血気味だったが受診はこれで最後とのこと。

以前の半分の量の薬が一か月分でて、飲み終えたら終わり。
食事も暴飲暴食でなければ普通でいいとのこと。
珈琲も少しならOK。

そうは言っても怖いので、刺激物などはまだしばらくは控えている。

 

≪5/9(月)≫

少し前からまた胃あたりに違和感を感じていて市販薬のパンシロンを飲んでいて、昨日はなんかお腹に暖かさを感じて心配していたら、今日便が黒く血が混じっている模様。

受診すると5/12に胃カメラすることに。

食事も気を付けていてそんなに暴飲暴食はしていなかったが、最近車をぶつけたりしたストレスのせいでまた悪化したのかもしれない。

 

≪5/12≫

口からの胃カメラで検査。

何かあるであろう時はすぐに対応できるように口からの胃カメラしかできないとのこと。

前回とは違う部位に切れた跡がありかさぶたになっていたとのこと。

また就寝前に飲む胃酸を抑える薬が出た。

暴飲暴食をしなければ普通に食べていいと言われたが、以前のようになると怖いので胃に負担にかからないような食べ物にしている。

 

≪5/30≫

特に検査などはなし。

けれどもしばらく胃酸を抑える薬を飲んでおいた方がよいということで1か月分、寝る前に飲む薬が出た。

食事は普通でいいと言われているが、怖いので控えめの食事にしている。

 

≪その後≫

その後も念のため半年以上飲み続けているが一度軽く血便がでて再発した。

治療は特になし。

ストレスなどの負担がなくならなければ潰瘍はまたできる。

飲み続けた方がいいということで、寝る前に飲む胃酸を抑える薬はずっと続けている。

 

 

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